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静岡第一テレビ放送番組審議会「放送番組審議会だより」を掲載

静岡第一テレビが放送する番組の向上改善と適正を図る為、放送番組等の審議を行うことを目的とする、放送法に基づく審議機関です。
審議会は、識者9人によって構成され、年10回(1・8月を除く毎月)開催されます。「審議会だより」では、最新の審議会の概要をお伝えしています。

2022年10月~2023年3月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量

2024年03月15日

コメント

「第417回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2024年3月13日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員4名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井 潔(副委員長)
網代 夏奈、向井 太
※欠席委員は文書による感想です

4.議  題
『スゴ技!バス魂!!』
2024年2月24日(土) 10時30分~11時25分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

静岡県バス協会がバス運転士の運転技術・安全意識の向上と、プロ意識の醸成を目的に2023年から始めた「静岡県バスドライバーズコンテスト」。今年も、県内のバス会社各社を代表する運転士が運転技術を競いました。番組では、バス研修センターでみやぞんがバスの運転に挑戦!果たして上手く乗りこなすことができたのか!?さらに、大会に出場する運転士を密着取材!大会へ向けて練習に励む様子やバス運転士としての日常業務へのこだわり、情熱に迫ります。知られざるバスの雑学なども盛り込みながら番組をお届けしました。


主な意見
・最後にテロップ表記された「バスの見方が変わりましたね スゴくないですか?」というメッセージの通りで、客として利用する時とは違う緊張感のある仕事だと気づける良い番組だった。予想外の驚きのある内容だった。
・登場した運転手たちのことばも恰好よく、運転手不足のなか立派な人材が育っているのだなと安心した。またコンテストの説明をするバス会社の方がスポーツ中継の解説者のようで面白かった。
・最後のみやぞんさんの歌は大変良い応援歌になっていた。コンテストの映像を積極的に打ち出して、運転手という職業に関心をもってもらうのは大事なことだと思う。社会的に大きな意義のある番組だった。
・出場者の練習風景や家族への取材は、大会にかけている思いがわかりやすく表現されていた。運転手不足問題には切迫感も感じるが、みやぞんさん・澤井アナの楽しい進行で見る側は「スゴ技」を堪能できたと思う。
・鉄道に比べバスはコアなファン層が多いので、このような番組は珍しく感じた。運転手が一般道をしゃべりながらの取材は臨場感が伝わってくるものの、少し視聴者が不安を感じるのではないかと思った。
・日常では知り得ない知識を得ることができ、知る楽しさが存分に味わえた良い番組だった。運転手が語るエピソードも、職業としての素晴らしさを上手に切り取っていた。番組とCМの連動を、同業他社の連合体で行う企画は新鮮で面白かった。
・出場者も種目も多いコンテストだが、注目点を絞ったり家族取材を入れることで冗長にならず、最後まで楽しんで見ることができた。マニアックな分野をテレビクオリティの出演者・作りで見られる番組がもっと増えるといいと感じた。
・今後のバス運転手不足問題はあるが、このような番組にすることや、コンテストに一般の観客を入れるなどイベント化し広めることで、将来の運転手問題解消につながっていくのではないか。来年のコンテストも番組になるのなら、ぜひ見てみたい。


意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2024年3月14日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2024年4月14日(日)午前6時~6時15分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2024年03月15日

「第416回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2024年2月21日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井潔(副委員長)
西村 等、大脇 順実、網代 夏奈、橋本 真典、向井 太、嶋田 麗子  

4.議  題
『every.しずおか 年末SP2023』
2023年12月28日(月) 放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

2023年の事件、事故から政治・経済・注目のイベントまで、静岡の1年をわかりやすく振り返り。また視聴者アンケートによる、県民の関心が高かったニュースの、その後を追跡取材。スタジオには浜松市出身で俳優・モデルの田中道子さんが登場。さらに航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんが2023年を象徴するような、そして2024年にも注目の現場から生中継しました。

主な意見
・圧巻に思ったのは、静清バイパス橋桁の高架上の取材で、状態が良くわかる内容だった。発生からしばらく経ち記憶も薄れてきたなかで、しっかりと取り上げてくれたのは良かった。
・話題が多い1年を時間軸等で整理したほうが…と思ったが、ひとつひとつシンプルにわかりやすくまとめられていたので非常に良かった。難波静岡市長のリニアに対してのインタビューは前向きな内容だったと思う。
・ハヤテ223の「ハヤテ」って何?駿河屋って気になるけれど…など、知りたくなる、調べたくなるきっかけとなる番組だった。難波市長の大根説明の話は、知らない人にも解るようにもう少し親切な解説が欲しかった。
・バーチャル画面と出演者の組み合わせはわかりやすいものだったが、出演者がずっと立ちっぱなしなのは、見ていて落ち着かなかった。視聴者の声も取り入れられているなど、選んでも観てみたいニュース番組だった。
・キャラクターの違う3人の女性出演者は楽しく、自分も女子会に参加しているかのように感じた。年の前半や小さな事件などのように、忘れかけていた出来事にもふれてもらえると満足感があったのではないか。
・2023年だけでなく来年にもフォーカスした内容だった。せっかくの視聴者アンケートだったのでランキング順などのほうが頭の整理がついたのではないか。政治のニュースでは専門家のコメントなど、深掘りがあっても良かったと思う。
・50本全部がバーチャルで表示されると全体を見渡し難いところがあり、重大ニュースに絞るほうがよかったのではと思った。ハヤテ223の取材は個人に焦点を当て、どういう準備をしているのかよく分かった。
・毎年見ているが、今回は女性3人が和気あいあいとしながら淡々と進めているのが新鮮だった。明るい話題、やや重い話題、そして新年に向かって明るい話、という構成は良くできていたと思う。

意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2024年2月22日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2024年3月10日(日)午前6時~6時15分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2024年02月22日

「第415回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2023年12月13日(水)
2.開催場所 ホテルアソシア静岡
3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井 潔(副委員長)
西村 等、大脇 順実、網代 夏奈、橋本 真典、向井 太、嶋田 麗子  

4.議  題
『KICK OFF! SHIZUOKA SP』
2023年11月12日(日) 放送分 

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。


サッカーJリーグ、J2最終節となったこの日。清水エスパルス、ジュビロ磐田の結果は?J1への昇格はどうなる?超速報でお伝えしました。そしてこの前日に決定した、全国高校サッカー選手権大会・静岡県代表。2年ぶりに全国への切符を手にした静岡学園の面々をスタジオにお招きして、熱戦を振り返りました。


主な意見
・J2の2チームの行方が気になる県民にとってタイムリーな放送。出演者もちょっと興奮気味で臨場感のある、それでいてゲスト(野々村チェアマン、北澤豪さん)のコメントは解りやすく奥深いところもあったと思う。
・サッカーに詳しくない人でも知っているゲストで、そのふたりが出演することでスペシャル感があった。高校サッカーのサイドストーリーは良かったが、敗退した藤枝東のサイドストーリーも見てみたかった。
・J2のどちらが昇格するのか、緊張感のある構成になっていた。ジュビロ戦終了後の中継は時間が経っていたのが寂しい感じがして、無理に中継にせず試合直後の熱量の高い状態の映像を見せてもらえればよかった。
・エスパルス秋葉監督の、サポーターに向けたメッセージを引き出せたのは良かった。高校サッカー藤枝東は3年連続決勝敗退の部分をドラマとして取り上げるのも良かったのではないかと思う。
・ジュビロ横内監督のインタビューは、色々な感情が出てきて上手にコメントできていないところが逆に伝わってきて良かった。スタジオでの高校生の姿はほんわかとして安心、そして淡々としたところに強さを感じた。
・Jリーグの最終節はドラマが多く、1時間の枠をとって伝えたのは良かった。各アナウンサーの取材も行き届いていて地元チーム愛も伝わったが、地元チームのダメな点も指摘できる番組ならなお良いと思う。
・高校サッカー決勝はダイジェストで見てもいい試合だったと伝わってきた。サイドストーリーのあと野々村チェアマンの「サッカーは周りの人がいい作品(試合)を作ってくれる」は気の利いたコメントだったと思う。
・試合終了直後の番組作りの、準備や構成の苦労、その難しさを今回は一番感じた。スポーツは言語表現ではなく言葉にするのは難しいが、それを言葉で表現するコメンテーターの説明、表現はなかなか良い、と感心した。


意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2023年12月14日(木)

②ニュース番組で概要を放送
放送日:2023年12月14日(木)「NNNストレイトニュース」

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2023年12月21日

「第414回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2023年11月15日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員7名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井 潔(副委員長)
西村 等、大脇 順実、橋本 真典、向井 太、嶋田 麗子  

4.議  題
『まるごと』
2023年10月23日(月) 放送分 

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「番組種別報告」
「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。
また「静岡第一テレビ 番組基準」2024年4月改正について諮問、答申が行われた。

1994年10月にスタートした、夕方ワイド番組『まるごと』(スタート当時は「静岡〇ごとワイド」)。
静岡の地元情報に特化した、放送回数7000回を超える老舗ワイド番組ですが、2023年春から放送時間帯を夕方5時台から6時台へと移動し、より多くの方にご覧いただけることとなりました。

主な意見
・ふるさと納税応援企画は2023年の納税期限(12月31日)時期にあわせたタイミングの良い企画。「ペコリーノ」は良い意味で肩の力が抜けたもので、それが長く続く理由なのかと思う。
・インディアンスの笑いは自虐ネタでもなく楽しいボケで笑いをとってくれている。ふるさと納税は苦戦している自治体もあるときき、ランク上位以外のものを取り上げる切り口があってもいい。
・マグネシウム製品のメーカーなど隠れた超優良企業を知ることができたのは一視聴者としても嬉しい。いろいろなコーナーは面白いが、間のコマーシャルが長い、と感じることがあった。
・VTRが多くスタジオ部分が少なかったので、久保さんはじめスタジオの皆さんの反応をもっと見たかった。スタジオでのタルト試食のコメント「900円だから大事に食べる」は共感できる人が多いのでは。
・今回は「ペコリーノ」に徳増アナが出ていたが、ニュース番組とは違う雰囲気で良かった。天気予報は衛星画像で紅葉の状況を見せる、というのは斬新で面白い見せ方だった。
・静岡市は家具の町、というものの身近にメーカーを見ることは少ないため、このようなユニークな会社があることを実感する良い機会となった。徳増アナが登場以降に同行しないのはあれっ?と思った。
・民放3局がニュースを放送する時間、ニュースの切り口がちょっと違うだけ、というなかで「まるごと」は全く違う内容。紋切型のニュースよりもこっち、と見てもらえるような「中身」での勝負になると思う。


意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2023年11月16日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2023年12月17日(日)午前6時~6時15分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2023年11月17日

「第413回放送番組審議会だより」

「第413回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2023年10月18日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員6名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井潔(副委員長)
西村 等、大脇 順実、橋本 真典、向井 太、嶋田 麗子
※文書によるリポート 網代 夏奈

4.議  題 『24時間テレビ46 静岡PART.1~3』
2023年8月27日(日)放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。また、「静岡第一テレビ 番組基準」改正について内容説明、今後の諮問予定についての報告が行われた。

今回で46回目を迎える「24時間テレビ」、今年のテーマは「明日のために、今日つながろう。」。「子ども」、「環境」、「SDGs」など未来に向けて考えるべき問題を発信します。静岡メインパーソナリティには御殿場市出身のインフルエンサー・なえなのさんを迎え、豪華出演陣のみなさんと共にDaiichi-TVとイオンモール浜松市野の会場をつないでお送りしました。

主な意見
・取材した方々がSNSを、同じ経験をされている方との繋がりやサポートしてくれる方を見つける方法としても有効利用していて、SNSの活用も大きなテーマだったのではと感じた。またテーマの一つ、災害復興について、熱海の現状のパートがあっても良かったのではと思う。
・子どもの病気や死という内容は、私も子どもがいるので涙無しで見られない内容だった。よしお兄さんや同世代のお子さんがいるゲストに、どう感じたか聞いてみたいと思った。
・移動スーパーのところは土屋さんの体が率直に心配になった。ラーメン店の取材は皆が助け合い絆ができた関係性が良くわかったと思う。娘さんが作ったラーメンの感想もお父さんらしい優しさと厳しさがあった。
・再現映像というものが本当に必要だったのか、ドキュメンタリーとしての良さを消してしまっているのではと感じた。けん玉中継はもう少し時間に余裕のあるスケジュールを組んだほうが良かったのではないか。
・土屋さんがなぜ移動スーパーを始めたのか等、経緯をもう少し知りたいと思った。がんと闘った女の子は新聞でも取り上げていたが、見てシンプルに感情に訴えてくるのがやはり映像の力であると感じた。
・全体として障害のある方、そうでない方の特集のバランスが良かった。長いVTRでなければ作れない特集だったが、ゲストのなえなのさんのような若者世代は長時間見てもらえないのではとも思った。
・それぞれがテーマに沿った内容となっていた。お子さんの病気の話はお涙頂戴的で意見が分かれると思うが、募金を募る、新しい薬を開発するようなところに持っていくなど、主旨を検討しながら次回に繋げていただきたい。


意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2023年10月19日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2023年11月19日(日)午前6時~6時15分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2023年10月30日

「第412回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2023年9月20日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井潔(副委員長)
西村 等、大脇 順実、網代 夏奈、橋本 真典、向井 太、嶋田 麗子

4.議  題 『梅沢ツアーズ』
2023年7月16日(日)午後3時放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

静岡第一テレビ制作、全国28局ネットで放送。
前回(2022年7月)の「梅沢富美男のジェネレーション観光」ではシニア世代と若者世代が旅のしおりを交換し、2つの旅をミックスして構成しました。世代間のギャップが、ぎっしり詰まった新たな旅番組として大好評でしたが…今回、さらにアップグレード!梅沢ツアーズと題し、梅沢&Z世代女子2人が、一緒に旅をします!大物芸能人ならではの極上旅のプランをZ世代コンビが、生体験!行く先々で繰り広げられる、想定外のジェネレーションギャップをお楽しみいただきました。


主な意見
・地方局が全国ネットで出演者も含めてキー局の番組と遜色ないものを作るということはとても価値があると思う。番組内で時々、梅沢さんからの含蓄のある言葉もあり良かった。
・梅沢さんが若者に対して柔軟に対応されていて、女性タレントの言葉遣いであったり、態度であったりっていうのも受け入れて嬉しそうな表情をしているのがとても人柄を感じさせて、好印象だった。
・番組内で様々な世代間ギャップが表現されていて面白かった。また、カメラの映像がとてもよく、この番組を見て金沢に行ってみたいと思った。
・村重さんはZ世代をアピールするように色々な言葉をアピールしていて、逆に西野さんが落ち着いていたのでバランスとしてはすごく良かった。一方で、極上感はあまり感じられず、目新しさもなかった。
・静岡の寿司店出身で、現在金沢の店で活躍されている方を紹介されていて、大変嬉しく見させてもらった。金沢の色々なところ見せていただき大変参考になった。
・家族全員楽しく拝見することができて、まさにジェネレーションを越えて楽しめる番組だった。宿やお酒等も金沢いいものが沢山あるので、そのような紹介があれば更に華やかな番組になったのではないかと感じた。
・梅沢さんの思い出の地・ヘルスセンターを訪れた際に昔話もされていたが、ただ観光地を巡る番組ではなくて、温かみのあるそういう番組だと感じた。村重さんと西野さんと梅沢さんの掛け合いも非常に面白かった。
・導入の部分から楽しそうな雰囲気が伝わった。梅沢さんの含蓄のある言葉も、人生の先輩としての言葉で、嫌味がなく聞くことができた。

意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2023年9月21日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2023年10月8日(日)午前6時~6時15分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2023年09月26日

「第411回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2023年7月19日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員9名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、久保田 香里(副委員長)
岡村 真央、西村 等、大脇 順実、網代 夏奈、石井 潔、橋本 真典、向井 太

4.議  題 『NNNドキュメント’23「厄介な“土”~熱海土石流2年 身近に潜む危険~」』
2023年7月2日(日)深夜0時55分~1時25分 放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

静岡県熱海市の土石流災害から2年。盛り土が崩壊して大量の土砂が流れ下り、28人の命を奪った。盛り土の正体は建設残土だ。国は盛り土を規制する法律を施行したが、残土の違法処分、危険な盛り土造成は後を絶たない。取材を進めると、残土の行き場がなくなっているという実態、悪質な業者、あっせんするブローカーの存在があった。全国で大雨による災害が頻発する今、行き場のない厄介な“土”が私たちの命を脅かしている。

主な意見
・番組の全般的に現状の取材をよくされていると思った。一方で、実態は分かるが、何が問題で解決されないのか、またこうすれば解決に向かうなど、専門の方の意見や解説があった方が視聴者にとっては理解しやすくなるのではないかと思う。
・誰が悪いという意図的な誘導がなく、すごく良い番組だった。また、誰も責任を取ろうとしないという、そうした現状のあぶり出しが非常に分かりやすく表現されていた点も高く評価できると思う。
・分かっているようで分かっていない問題を認識できた番組だった。(盛り土は)自分には無関係で違法な業者がやっていることという認識を持ちがちだったが、自分も含む全員の開発の結果の問題だという点を認識した。
・「厄介な土」というタイトルの付け方がすごく的確だと思う。低い声のナレーションや音楽も効果的だった。色々な情報が出てきたが、根拠をしっかり示されていて、視聴者も現状の課題が把握できて分かりやすかった。
・盛り土対策課が違法な盛り土業者に対してかなり奮闘している様子が知れたことはすごく良かった。神奈川県の対応やきちんと盛り土を処理している業者の声など、今までクローズアップしていた違法業者以外の部分を知ることができたので良かった。
・全体として非常に良い問題意識で現代的な問題を自分事として扱っていると感心した。残土処理の問題は構造的な問題があり、出口の部分だけを詰めていけば解決するものではなく、色々考えなければいけない問題だと改めて実感した。
・番組を通して熱海の土石流についても盛り土の問題についても静岡として忘れてはならないし、歴史の1ページや過去のものにしてはならないということを改めて感じる番組だった。また、多岐にわたる関係者への取材により、現状や実情が非常に分かった番組だった。
・土石流2年と言うことで、残土問題を取り上げていたが、取材も行き届いていて深く掘り下げられていた。残土ブローカーの利益を得ている仕組みなど、とても興味深く拝見した。
・厄介な土というのは、深く私たちの生活に関わっているので、土石流含めてこれからも土の問題はまだまだあると思うので、取材を続けて熱海の土石流の風化させないように力を入れて取り組んでほしい。


意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2023年7月20日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2023年8月13日(日)午前6時~6時15分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2023年07月24日

「第410回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2023年6月21日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、久保田 香里(副委員長)
岡村 真央、西村 等、大脇 順実、石井 潔、橋本 真典、向井 太

4.議  題 『まるごとGOLD』
2023年5月19日(金)午後7時00分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」「放送番組の種別の公表制度の説明及び2022年10月から2023年4月までの集計結果」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

4月から「まるごと」がゴールデンに進出。月に1回、静岡の「話題」「魅力」「不思議」をとことんフカボリして生放送でお届けします。今回のスタジオゲストは関根勤さんとZ世代代表の静岡在住インフルエンサーひかりんちょさんでした。
また、番組ではみやぞんがアクセントの境界線を大調査。”反復横跳び”のアクセントは?静岡市民VS浜松市民、因縁のバトルが勃発?また、コットンが人気洋食店の人気メニュー完全制覇に挑戦しました。

主な意見
・イントネーションや訛りというのは行き過ぎると差別的な感じになってしまうのではと心配をしていたが、静岡と浜松の地域差などに上手く落とし込み、上手くまとまっていた。
・「エモ食堂」は食べてみたいメニューがたくさん紹介され、行きたくなるような紹介の仕方だと思った。これだけ多くのメニューがある中で、多くの料理の美味しさの魅力を伝えてもらえるお店は逆に幸せだと思った。
・境界線シリーズが好きで今回も非常に面白かった。なかなか良い話題を見つけるのは難しいのかもしれないが、引き続きこの話題は続けて欲しいと思う。
・みやぞんさんなどまるごとファミリーの起用もあり、「まるごと」と色を合わせてイメージの統一感などがあり、本体の「まるごと」の価値を挙げる企画になっていた。単純なネタだがテンポがよく、面白かった。
・普段の「まるごと」の雰囲気はそのままで、内容を主婦層に限らない広い範囲が楽しめる内容に変え、アレンジしたことを感じさせるすごく楽しい番組だった。
・バラエティ要素が強い番組だが、教養番組としての側面もすごく感じることができた。「エモ食堂」で助っ人として出演した番組スタッフの片瀬さんのキャラが本当に素晴らしくて、人選としてもナイスな選択だった。
・今回はアクセントを題材にされていたが、よく題材を探されているなと関心した。みやぞんさんのコメントや、インタビューをする方とのやり取りなど、非常に興味深く面白く見られた企画だった。
・方言を扱っていくというのは非常に難しい部分があり、劣等感を持たせたり、差別化に繋げたりということは気を付けながらやっていかなくてはいけないと思う。改めて標準とはなんぞやと言うことも考えながら、方言の良さを使った番組作りをしてほしい。


意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2023年6月22日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2023年7月16日(日)午前6時~6時15分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地





2022年10月~2023年3月の放送結果を以下によりご覧いただけます。


▽2022年10月~2023年3月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量
◆2022年10月第3週番組種別一覧
◆2022年11月第3週番組種別一覧
◆2022年12月第3週番組種別一覧
◆2023年1月第3週番組種別一覧
◆2023年2月第3週番組種別一覧
◆2023年3月第3週番組種別一覧
◆2022年10月~2023年3月種別時間およびCM放送時間量
◆2023年4月期基本番組表

◆放送番組の種別の基準

2023年07月07日

「第409回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2023年5月17日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員9名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、久保田 香里(副委員長)
岡村 真央、西村 等、大脇 順実、石井 潔、網代 夏奈、橋本 真典、向井 太


4.議  題
『KICK OFF! SHIZUOKA』
2023年4月30日(日)夕方5時00分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ 編成担当役員の原田常務から挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

4月からスタートした新番組「KICK OFF! SHIZUOKA」。1986年に静岡第一テレビで放送を開始した「KICK OFF」は王国静岡のサッカー専門番組として、28年間にわたってJリーグや高校サッカーなど各カテゴリーのサッカー情報をお伝えしてきました。小野伸二、長谷部誠、内田篤人ら静岡出身のスター選手を学生時代から追い続け、王国のサッカーを支えてきた「KICK OFF」が2023年4月、9年ぶりに復活しました。MCは臼井佑奈アナウンサーと、静岡学園サッカー部出身でU-17日本代表にも選出された須藤駿介アナウンサーが務めています。

主な意見
・サッカーに特化したスポーツ番組として、他の番組と差別化されていて見やすかった。エスパルスでは好調の一因に秋葉監督の就任が大きいと取り上げられていたが、熱血感溢れる監督の人柄を上手く取材していた。
・見たいシーンを見たいタイミングでフォーカスしている構成が、サッカー王国静岡の目の肥えたファンを満足させるものになっていた。静岡のサッカーファンの為のコアな番組としてこのまま継続してほしい。
・エスパルスの試合のハーフタイムの様子などを見て、これまであまり見たことが無かったのですごく身近に選手の情熱を感じた。これから地元のサッカーチームを応援していきたいと思わせてくれるような番組だった。
・スタンドの映像がとても多くて、サポーターの一体感や熱狂ぶりなど、スタジアムの空気感などがすごく出ていた。今後Jリーグだけではなく少年少女のサッカーの活躍も扱っていただけたらと思う。
・監督についてすごく魅力のある人柄と映像で、これからも選手以外の部分もクローズアップを定期的にしてほしい。番組とSNSとの連動は外せないと思うので、その点も強化していくと良いと思う。
・地元のクラブを育てていくという点で、J2、J3も含めて幅広く報道するということはとても大切なことで、この番組ぜひ続けてほしい。”三国決戦”という言葉も定着してきたが、県内の人にとっては大変盛り上がる良いやり方なのかなと思う。
・良い雰囲気の番組だと思う。北澤豪さんの監督に対する解説も各選手のプレーに関する解説もすごく分かりやすく、選手自身のゴールの振り返りコメントもとても分かりやすかった。
・県勢のチームに対し、ダメなところはダメと指摘できるようなスタンスでいてほしいと思う。MCの2人は、サッカーへの愛があって取材経験が長いので、その点もこの番組のアドバンテージになっていくと思う。
・秋葉監督の熱血ぶり、ロッカールームにカメラが入ったところ、これはなかなか見られない映像なのではないかなと思った。ゴールシーンでサポーターを映して旗を振って喜んでいるところなど臨場感があって大喜びをしている様子が非常に良く伝わってきたと思った。


意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2023年5月18日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2023年6月11日(日)午前6時~6時15分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2023年05月19日

「第408回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2023年4月19日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員9名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、久保田 香里(副委員長)
岡村 真央、西村 等、大脇 順実、石井 潔、網代 夏奈、橋本 真典、向井 太

4.議  題
『every.しずおか特報「がんがくれた時間」』
2023年3月21日(火)午前10時25分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

30歳の若さで余命1年とがんを宣告された吉原工業高校の教師・榛葉達也さん(現在休職中)
2023年2月でがんの宣告から1年が経過。榛葉さんはこの1年をどう過ごし、どんな“いま”を歩いているのか―。この1年で彼が貫いた想いを描きました。

主な意見
・スキルス胃がんの現在進行形ドキュメンタリーということで、榛葉さんのポジティブな生き方に敬服した。余命1年と宣告をされても前向きに生きていく姿が切なく感動的だった。
・榛葉さんが病を受け入れつつ堂々と自分の生き方や自分の思いを伝えていて、強い方だと感じた。榛葉さんという方がすごく分かるような構成だった。
・1年間ずっと取材をしていたので、榛葉さんの時間の経緯の中での考え方が非常に分かりやすかった。”可哀想な人だと思われたくない”などの気持ちが彼を支えるエネルギーになっているということが大変よく分かった。
・剣道部の先輩たちとご飯に行っているシーンが一番榛葉さんの本音が見られた気がして、見たい部分が見られた。YouTubeと合わせて紹介してもらうことで、色々なサイドストーリーも知ることができて良かった。
・長い時間追いかけて、近い距離で取材し続けた映像が、病に負けず力強く生きる榛葉さんのことをよく表現していると思った。取材する方と取材される方のお互いの信頼関係の下、出来上がったがんと闘う記録番組だったと思う。
・教える、なにかを人に伝えると言うことが、本当に天職の方なのだと実感した。また、余命宣告をされてからも”高校教師でいたい”という信念に驚かされた。
・スキルス胃がんの説明について番組の中では手術や発見が難しいという説明がされていたが、具体的な解説をもう少しして欲しかった。非常に勇気を頂いた番組で、これからもこういった番組作りをしてほしいと思う。
・「がんがくれた時間」という番組名について、なかなかシビアな番組名だなと思った。命をテーマにした番組でもあるので、非常に気を遣う場面も多かったと思うが、榛葉さんとの信頼関係が出来ているからこそ、番組もできているのかなと感じた。
・榛葉さんの教師としてのプライド、与えられた命を全うしたいという強い気持ち、このような要素が派手な演出や音楽もなく、淡々としたナレーションの中で、言葉と言葉が重なり合っていく非常に良い番組だった。


意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2023年4月20日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2023年5月14日(日)午前6時~6時15分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2023年04月28日

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