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静岡第一テレビ放送番組審議会「放送番組審議会だより」を掲載

静岡第一テレビが放送する番組の向上改善と適正を図る為、放送番組等の審議を行うことを目的とする、放送法に基づく審議機関です。
審議会は、識者9人によって構成され、年10回(1・8月を除く毎月)開催されます。「審議会だより」では、最新の審議会の概要をお伝えしています。

2022年10月~2023年3月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量

2023年11月20日

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「第404回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2022年11月16日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員6名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、
岡村 真央、西村 等、石井 潔、橋本 真典、笠原 拓

4.議  題
『JAふじ伊豆 SPORTS SPECIAL 剣道一直線』
2022年9月17日(土) 午後2時30分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」「番組種別」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

2013年、御殿場市で「世界遺産登録記念 第1回富士山杯争奪少年少女剣道大会」が開催され、錬成会(練習試合)、本大会を通じ約1000人の小学生剣士が切磋琢磨し、親睦を深め、熱戦を繰り広げました。
剣道に懸ける純粋な思いはもちろんのこと、家庭での様子やハプニング、そして、大会を通じ心身を鍛え、富士山のように大きく成長する子どもたちの姿・心を映し出します。番組では全国の舞台に挑む静岡県選抜チームに密着。県No.1の女性剣士、双子剣士ら、個性的な5人で全国の頂点を目指します。頂点に向かう戦いぶりや友情、そして剣道の楽しさをお伝えしました。

主な意見
・コンパクトにまとまっていた。練習試合で負けたライバルに本番で勝って優勝するという展開が劇的でドラマを見ているようだった。チームワークが勝利を呼び込んだという流れも分かりやすかった。
・何本勝負などのルールや選手構成など、大会の全体的なルールがよく分からない部分があり、そういうところの説明があった方が見ている人には親切だと思う。
・何気ない映像の中、子どもたちの瞳の力が強いのが印象的だった。剣道は個人競技の印象が強かったが、試合後に“みんなの力が合わさって優勝できた”というコメントがあり、その点でも認識を新たにした。
・剣道の試合を見ても1本が全然見えないため、ワンカットで良いのでスローモーションの映像があれば、こんなにすごいということがさらに際立ったのではないかと思う。
・選抜された選手の剣道の様子だけではなく、自宅での生活で小学生らしい一面も取材されて非常に親近感を覚えた。本番では5人の緊張感も伝わってきてLIVE感もあり良かった。
・それぞれ違った剣道の道場に所属し、みんなが力を合わせて試合に臨んでいる様子が伝わってきた。落ち込む選手を仲間がうちわで扇いでいた場面は感動的で、全体的に優しい気持ちやチームワークの良さが伝わってきた。

意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2022年11月17日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2022年12月10日(土)4時15分~4時30分予定

②自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地





2022年4月~2022年9月の放送結果を以下によりご覧いただけます。


▽2022年4月~2022年9月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量
◆2022年4月第3週番組種別一覧
◆2022年5月第3週番組種別一覧
◆2022年6月第3週番組種別一覧
◆2022年7月第3週番組種別一覧
◆2022年8月第3週番組種別一覧
◆2022年9月第3週番組種別一覧
◆2022年4月~2022年9月種別時間およびCM放送時間量
◆2022年10月期基本番組表

◆放送番組の種別の基準

2022年11月24日

「第403回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2022年10月19日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、久保田 香里(副委員長)
岡村 真央、西村 等、大脇 順実、網代 夏奈、石井 潔、笠原 拓

4.議  題
『24時間テレビ45 静岡PART.1~3』
2022年8月28日(日)放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

今回で45回目を迎える「24時間テレビ」、今年のテーマは「会いたい!」。「会いたい人に会いに行く!」そんな想いに寄り添ったストーリーをお届け。静岡メインパーソナリティには御殿場市出身のインフルエンサー・なえなのさんを迎え、豪華まるごとファミリーのみなさんと共にDaiichi-TVとイオンモール浜松志都呂の会場を繋いでお送りしました。

主な意見
・飴細工は生徒への恩返しの思いをしっかり伝えていた。最後のお披露目のときは素直に良い作品だなと思い、「会いたい」という今回の番組テーマを上手に表現していて感動した。
・全体的なトーンやスタジオのトーンなど、淡々としていたが和気あいあいと全体的に落ち着いた印象を受けて評価できた。歌や回想シーンが無かったが、心に残るものがあると実感できた。
・色々な気付きや発見があり良い番組だったと思う。ウクライナの話は日常生活を奪われたロシアに対する怒りが前面に出ていた。
・芽ネギの農園の鈴木社長は、本当に素晴らしいものの見方、発想をされる方だと思った。「伝え方を変えたら変わる」ということに気付き、どんどん実現し他の人の心を動かしていくことなど、素晴らしいと思った。
・製麺所の中島さんは何度もDaiichi-TVで扱っていて、当日も知り合いのような感覚で見ることができ、新たなスタートを切っている様子を見ることが出来て嬉しく思った。今後も風化をさせずに伝え続けてほしい。
・ウクライナのマリーナさんの話しで、“本人の立場にならないと分からない”と言うことを我々は認識しなければいけないと思った。知らずに上から目線になってしまっているかもしれないと、反省させられた。
・白井海斗選手の話が最も心に残った。夢だったJリーグ入りが目前で果たせなかったこと、その悔しさと絶望がお父さんなど家族の証言も交えて良く表現されていた。
・芽ネギ農園のコーナーはとても勉強になり、また心に残るものだった。効率的ではない考え方だが、高齢化していく日本や男女共同参画社会、ダイバーシティ等を考える上でも非常に大事なメッセージ性を持っていると思った。

意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2022年10月20日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2022年11月19日(土)4時15分~4時30分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2022年10月31日

「第402回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2022年9月21日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、久保田 香里(副委員長)
岡村 真央、西村 等、大脇 順実、橋本 真典、石井 潔、笠原 拓

4.議  題
『梅沢富美男のジェネレーション観光』
2022年7月23日(土) 午後3時00分 ~ 3時55分 放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

シニア世代が「若者の旅プラン」を体験し、若者が「シニア世代の旅プラン」を体験。そんな予測不能のジェネレーション観光の旅をお届け。ベビーブーム世代、X世代、Y世代、Z世代…世代によって好みも流行も全く違う。例えば旅でも観光スポット、グルメ、アクティビティ等 世代によって違う。では、旅のプランを入れ替えたら一体どうなるのか?旅の中で生まれるジェネレーションギャップを楽しみつつ、各世代の流行に対する「新たな発見」や「予期せぬ感動」!どちらの世代の視聴者も楽しめる旅番組です。

主な意見
・シニア組と若者組の互いがおすすめする旅のしおりを交換して観光スポットを巡るという構成は、無理のない仕立てとなっていて、画面からはそれぞれのチームの仲の良さが伝わってきた。
・梅沢さんと研さんの熱海・伊東の旅は、新しいものや若者発信のものを毛嫌いしないで純粋に取り入れて、最終的に楽しんでくれているお二人の人柄がすごく出ていて良かった。
・違うジェネレーションに見るべきところを紹介するという発想は面白いなと思った。保津川下りのところで、川柳を入れたというのはいかにも梅沢さんらしい選択だと思った。若い二人も自然な川柳を作られていて楽しく見させて頂いた。
・“もし自分が旅をするなら”という企画を異なる世代と交換して、自分の世代では考えつかない意外な体験をするという内容がとても面白かった。企画勝負の番組だと感じた。テロップも分かりやすく入っていて、見やすい番組だった。
・今回の企画は本当に面白く、Daiichi-TVの「まるごと」の中の企画としてシリーズ化や、全国放送番組でもシリーズ化できるすごく面白い企画だったので、ぜひそのような形になってほしい。
・単なる旅番組ではなく、若者世代とシニア世代で旅のしおりを交換するというコンセプトがすごく斬新だった。梅沢さんと研さんの掛け合いが面白く、くすっと笑ってしまった。あえてシニアっぽいリアクションをとっていたり、自撮りに苦戦していたり、そういうところも番組的にわざとらしくなく良かった。
・村上さんと西野さんのコメントが若いのに非常に上手く、それに対しての梅沢さんのコメントも入っていて、その掛け合いが非常に上手く作られていると感じた。ガチャガチャしない安定したコーナーだった。
・京都の老舗料理の和久傳さんで、若い二人に対し料理をもう少し丁寧に紹介しても良かったと思う。1時間あっという間に過ぎ去っていき、久しぶりに旅の番組を楽しく見ることが出来た。

意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2022年9月22日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2022年10月15日(土)4時15分~4時30分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2022年10月07日

「第401回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2022年7月20日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、久保田 香里(副委員長)
岡村 真央、西村 等、網代 夏奈、橋本 真典、石井 潔、笠原 拓

4.議  題
『news every.しずおか特別版 熱海土石流から1年』
2022年7月3日(日)午前10時25分 ~ 11時20分 放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

甚大な被害が出た熱海市の土石流災害。あれから1年、熱海の被災現場から全編生放送。東京電力福島原発事故調査委員会の委員を務めた野村修也弁護士が現地に入り、土石流の“真相”に迫る。盛り土を調査している熱海市議会が設置した百条委員会の稲村千尋委員長が話す調査の難しさ、これまでに分かってきたことは?また、被災者が考える伊豆山地区復興の思いに迫ります。さらに、熱海市の斉藤栄市長が生出演、行政の責任、そして熱海市の未来像について切り込む。さらに被災者の交流の場であるカフェを立ち上げたボランティア団体「テンカラセン」の代表に思いを聞きました。

主な意見
・土石流があった時と同じ時刻に放送され、黙とうも生放送をしたことは地元として非常に意義のある放送だと感じた。製麺所を経営されている中島さんが、1年経ってもまだ再開されていないことに現実の厳しさを感じた。
・LIVE感があり、少し緊張感のある形で見ることが出来て、1年というのをより実感できる形の番組になっていた。これまで取り上げてきた方を継続して追いかけていることで被災後の生活を少しずつ取り戻していく過程や戻せない過程など現状を知り、応援できる点が良いと思った。
・生中継で斉藤市長に対する野村教授の突っ込みが良かったと思う。特に静岡県熱海市の事実に対する捉え方に対して理詰めで追い詰めていき、行政の先延ばしといった姿勢を抉り出した点は大いに評価できると思う。
・生の様子をきちんと伝えるという点において、黙とうの時間が大変有効に機能していた。私たちも忘れず関心を持って見守り続けることが大事だと思うし、それに向けて是非Daiichi-TVの取材を続けて積み重ねて欲しい。
・土石流の責任・原因に焦点を当てたのは視聴者が一番関心を持っているところなので、適切な扱いだと感じた。全体としてそれぞれの論点が深すぎるので全てを理解できるように説明するのは難しいとは思ったが、素人目線で疑問が残りそうなところはもう少し丁寧に説明して頂いた方が分かりやすかったと思う。
・野村さんが盛り土の業者や市長に鋭く質問をぶつけているところに好感を持った。責任の擦り付け合いというところや、前の業者と現在の業者、県と市の関係性についても非常に分かりやすかったと思う。市長への質問については、質問は事前に決まっていたと思うのでテロップなどが出ていた方が個人的には見やすいと思う。
・土石流の映像が映し出される際にはその都度、事前にテロップで伝えた上で“不安に思う方は視聴を控えてください”と口頭でも補っていたのは適切だったと思う。単なる災害でなく人災要素も含む今回の複雑な状況を網羅的に紹介し、視聴者に理解してもらうには1時間では短いと思った。
・野村修也さんが“切り込む”というところに力を入れすぎていたかなと思った。野村さんと切り込むというよりも、市長に対して一緒に復興をどうしていったら良いか考えるような質問があると、見ている人たちにも進めたい方向性が分かったのではないかなと思いました。

意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2022年7月21日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2022年8月13日(土)4時15分~4時30分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2022年07月26日

「第399回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2022年5月18日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、久保田 香里(副委員長)
西村 等、山脇 幸二、大脇 順実、網代 夏奈、橋本 真典、石井 潔

4.議  題
『ごちそうカントリー』
2022年5月1日(日)、8日(日)午前11時40分 ~ 11時55分 放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「放送番組の種別の公表制度の説明及び2021年10月から2022年3月までの集計結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

静岡県は、野菜や果実など地の利を生かして生産されている“ごちそう”が盛りだくさん!番組では、生産者から話を聞きながら、農産物の魅力にも迫ります。5月1日は母の日を前に東伊豆町の「カーネーション」を紹介。番組ではきれいで長持ちし、これまで品評会で数々の受賞をしているJAふじ伊豆のカーネーションの魅力について迫りました。また、母の日おすすめの簡単に出来るフラワーアレンジメントにも挑戦しました。また8日は、昨年部門日本一に輝いた掛川深蒸し茶を紹介。生産者の有機栽培茶に対する思いや、こだわりの有機抹茶を使った濃厚なテリーヌやシフォンケーキなどを紹介しました。

主な意見
・國本さんと澤井アナウンサーの掛け合いや、スポンサーのJAさんの役割も盛り込まれ、15分の番組としては内容が濃く、日曜日のお昼にほんわかできる良い番組だと思った。
・誰に向けての番組なのかというところを深く考えさせられた。JAの職員と農家の方に見てもらう番組なのか、それとも広く一般視聴者に観てもらう番組なのか、両方を追いかけているのかが分かりづらく、情報が混ざっていると感じた。
・全体の印象として、この番組を見続けると静岡の農業の良さが分かり勉強になると思った。JAの役割についても、JAと生産者さんの関係を知るという意味でも大変参考になった。
・非常に安定感のある番組だと思う。カーネーションの中に稲取産品種もあることや、改めて産地の強みなど感じた。真っすぐ育たないと商品にならないことや、刈り取り方など生産者ならではの情報が盛り込まれていていた。
・番組を見るまではJAの仕事が見えていなかったが、どのようにJAが仕事としてサポートしているのかなど知ることができるのは貴重だと思った。番組ホームページやインスタグラムも更新していて、番組では紹介しきれないところもカバーしていると思った。
・カーネーションと深蒸し茶の魅力、あとは生産をしている生産者の人の魅力も伝わってきて非常に良い番組だったと思う。茶の生産者の松下さんについてJAの方や娘さんのコメントから、実直で多くを語らない松下さんの良さや人柄を表していて良かった。
・JAの役割である苗の発注や販売情報の提供などの説明の際、映像があれば視聴者に伝わりやすいと思った。県民は食に対する興味が非常に高いと思うので、是非色んな形で今後も続けてほしい。
・今回のテーマがカーネーションで、今回は食べ物ではないところに意外性を感じた。これからも食べ物だけでなく、お花やそれ以外のJAさんが扱っているものがあればぜひ紹介して頂いて、静岡の誇りにしていただければありがたい。

意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2022年5月19日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2022年6月11日(土)4時15分~4時30分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地





2021年10月~2022年3月の放送結果を以下によりご覧いただけます。


▽2021年10月~2022年3月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量
◆2021年10月第3週番組種別一覧
◆2021年11月第3週番組種別一覧
◆2021年12月第3週番組種別一覧
◆2022年1月第3週番組種別一覧
◆2022年2月第3週番組種別一覧
◆2022年3月第3週番組種別一覧
◆2021年10月~2022年3月種別時間およびCM放送時間量
◆2022年4月期基本番組表

◆放送番組の種別の基準

2022年05月23日

「第398回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2022年4月20日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)

江藤 秀一(委員長)、
西村 等、山脇 幸二、岡村 真央、大脇 順実、網代 夏奈、橋本 真典、石井 潔

4.議  題
『今すぐ役立つ!おうち防災ゼミナール』
2022年3月12日(土) 午前10時30分 ~ 11時25分 放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶の後、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

防災アドバイザーや元自衛官ら危機管理のプロが“すぐに役立つ!目からウロコの防災ノウハウ”を伝授!つるの剛士、藤本美貴、自衛隊芸人のやす子らが体当たりでレクチャーを受ける。さらに、100円均一ショップでは意外なグッズが防災用品に…。家族で楽しめる防災情報番組、「おうち防災ゼミナール」。あなたの“防災力”アップにつながる情報盛りだくさんでお伝えしました。

主な意見
・視聴した人が実際に試したくなる防災術を紹介した番組だと思った。つるのさんや藤本さんのお子さんも参加し、家族対抗サバイバル合戦など、みんなで防災を学ぶという企画にしても面白いと思った。
・しっかりと危機意識を持たせてからバラエティ調に番組を構成していたのが良かった。知恵と工夫という観点では本当に勉強になることが沢山あり、今後の参考にしていきたいと思う。
・100均での買い物部分は自分だったら何を買うか考えながら想像してみることができた。100円ショップで買い物対決は家庭内でも出来そうで、普段の会話の延長線上で防災のことを話せる内容になっているのが良いと思った。
・全てにおいて日常と防災をあまり切り離さないということはとても重要だと思った。100円ショップの部分は採点のところが説明がなかったのでよく分からなかった部分があった。
・賞味期限ごとに食品を保存することやローリングストック等、手間をかけずに実践できることに加え、好きなものを備蓄するという内容に刺激を受けた。一方で視聴者からの防災動画等を投稿してもらうというアプローチを試みても良かったのではないか。
・防災のために自分ができる事を具体的に、目に見える形で教えてくれる番組で、防災意識にダイレクトに働きかける良い番組だったと思う。専門家の方も難しい知識を見ている人に分かりやすく説明していてバラエティ番組のような感覚で教養を得ることができた。
・授業のような時間割で区切る進め方が分かりやすい構成だと思った。家庭で備蓄したものがどのシチュエーションでどう使われたか等が具体的に示されると、より備蓄の大切さが実感できるのではないかと思った。
・日常生活の中でどう防災を意識しながら準備をしていくかが非常に分かりやすかったなと思う。また、1週間分の備蓄量を視覚的に確認できテレビの力を感じた。これからも私たちの命を守るような番組を作ってほしい。

意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2022年4月21日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2022年5月14日(土)4時15分~4時30分予定

②自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2022年04月26日

「第397回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2022年3月16日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員7名出席(出席委員氏名 敬称略)

江藤秀一(委員長)、久保田香里(副委員長)
山脇幸二、岡村真央、網代夏奈、橋本真典、石井潔

4.議  題
『出川家のプチ移住』
2022年1月15日(土) 午後1時30分~2時25分 放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶の後、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

出川哲朗さんが父親役、飯尾和樹さんが母親役を、そして丸山桂里奈さんが娘役、ANZEN漫才・みやぞんさんが息子役をそれぞれ演じ、一家のプチ移住先について壮大な家族会議を敢行!移住先を山にするか、海にするかでもめてしまったため、丸山さんが長野・軽井沢へ、みやぞんさんが静岡・熱海へ赴いて現地調査を実施し、出川さんたち家族にプレゼンしました。静岡第一テレビ制作 日テレ系全国28局で放送しました。

主な意見
・土曜日のお休みの日に気楽に見られるという意味ではすごく楽しい番組で、移住するとしたらどうかと好き勝手に考えて気楽に楽しむエンターテインメントを提供してもらった。
・山の魅力、海の魅力を情報番組という切り口で伝えるだけでなく、プチ移住というライフスタイルの提案という見せ方をすることでリモートワークの在り方に一石を投じた良いプログラムだった。
・実際に三密を避けて田舎で生活をするプラグマティック(実用的)な面が多い番組なのかなと思ったが、ひとひねりした旅行グルメ番組として楽しく見ることができた。静岡の魅力が非常に強調されていたので県民としては非常に誇らしかった。
・家族内で両親にプレゼンテーションをするという形式をとり、海と山の対比をするという構図が分かりやすく面白かった。「移住」という言葉は行政が絡むとすごく堅くなってしまったり、宣伝になりやすいが、エンターテインメントとして遊びのあるつくりだった。
・移住というよりも旅行やグルメ寄りの番組だなと感じた。海派山派と今回分けていたが、移住タイプを分けて、例えば週末移住やおひとり様移住、ファミリーでの移住など、そういう分け方があれば、よりテーマごとの移住方法があると想像ができたと思う。
・グルメに関して、外食だと旅行と大して変わらず、プチ移住がテーマなので道の駅や市場などに行って、地元の食材を調達して宿で調理するみたいな企画があっても面白かったのではないかと思う。
・非常にタイムリーなテーマの番組だと思った。また全国放送の機会があれば、視聴者がプチ移住や本格的な移住をするきっかけとなる番組を作ってほしい。

意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2022年3月17日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2022年4月9日(土)4時15分~4時30分予定

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2022年03月22日

「第396回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2022年2月16日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員7名出席(出席委員氏名 敬称略)

江藤秀一(委員長)、久保田香里(副委員長)
西村 等、大脇順実、山脇幸二、橋本真典、石井潔

4.議  題
『news every.しずおか年末SP~2021何が起きた?~』
2021年12月26日(日)午後3時00分~4時00分 放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶の後、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

2021年のニュースを総まとめ。コロナ禍は2年目に入った一方、県内では熱海市での土石流災害や東京五輪、国政選挙、川勝知事の問題発言騒動など大きなニュースが続いた。今年あった出来事の「その後」や「裏側」を追跡取材。スタジオには報道番組のキャスターを務める野村修也氏(中央大学法科大学院教授・弁護士)を招き、2021年のニュースを徹底解説した。

主な意見
・色んな項目をバランスよく扱われていたなという印象。熱海土石流について、改めて人災の側面から盛り土問題を取り上げていていた。盛り土について県や市の行政責任と、業者の刑事責任という両面から問題を整理していて時系列的に経緯をボードにまとめていたのが分かりやすかったと思った。
・解説の野村修也さんのコメントがとても分かりやすくメッセージ性も含まれていて、最後にまとめをだしていたのは非常に聞いている方も分かりやすいと感じながら見ることができた。
・シズオカンのアンケートを使った新しい取り組みを上手にグラフ化して、その表現の仕方が大変分かりやすいと思った。1年間を一緒に振り返ることができる見やすい番組だったと思う。
・1年の終わりに今年を振り返る非常に良い番組だったと思う。熱海土石流について地方局としてこの話題を、風化しないように取材されていくというのが大事だなと非常に思った。
・コシヒカリ発言の底流にある二項対立、この点に着目するのが良かった。ただ、川勝知事を選んだ県民の声がこの報道の前後でどう変わったか、その辺を聞いてみたかった。最後に東京オリンピックの金メダリスト2人の話題を持ってきた番組構成は2022年に向けて明るい話題の提供といった面で良かった。
・昨年、かなり多くの選挙があったかなと思うので、そういった中で全体として県民の声や意志がどう反映されたのかということ、また県民が何を求めているのかという分析があってもよかったと思う。
・川勝知事は知事選で圧勝したので、圧勝した訳についても少し取り上げても良かったと思う。川勝さん批判がやや強かったと思った。今回は1時間番組だったが1時間30分、2時間など長い番組を作ってほしい。

意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2022年2月17日(木)

②自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

③議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2022年02月21日

「第395回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2021年12月8日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)

江藤秀一(委員長)、久保田香里(副委員長)
岡村真央、西村 等、大脇順実、山脇幸二、網代夏奈、石井潔

4.議  題
『‘21ドキュメント静岡 泥津波~見過ごされる盛り土~』
2021年12月2日(木) 深夜1時34分~2時29分 放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶の後、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

7月3日、熱海市で発生した大規模な土石流。11月15日時点で26人が亡くなり、1人の行方が分かっていない。その責任は一体誰にあるのか。取材班は前の土地所有者の関係者や当時の行政担当者らを直撃、盛り土の真相に迫る。さらに熱海以外にも潜む危険な盛り土の実態とは。一方、最愛の妻を亡くし1人で懸命に前を向く高齢男性の想い、さらに復興に向け妻と娘と歩む被災者の決意にもスポットをあて放送しました。

主な意見  
・非常に重いテーマで、遺族・被害者の取材についてはいたたまれないというかやるせない気持ちで拝見をした。行政や、業者やサプライチェーンに関係する企業にも責任を持たせる制度など、具体的な問題点の定義を入れて頂ければいいかなと思った。
・盛り土と今回の土石流との因果関係、関係性について分かっている範囲でいいので、科学的な解説というかそういった視点があればより理解が深まったと思う。
・知らなかった事実があり非常に興味深かった。業者側の責任部分で、不動産管理会社の元幹部の発言を発掘されたというのは取材力の表れだと思った。今後とも取材力を発揮して我々に新しい事実を伝えてほしい。
・たくさんの取材を重ねて制作されたメッセージ性の高い番組だと感じた。特に被災者の方々の心の内を引き出したインタビュー、悲しみや悔しさ、1つ1つの言葉が本当に重く心にしみた。風化させないように発信をし続けてほしいということと、私たちが知るということを支援し続けて欲しい。
・様々な立場の方を取り上げていたことで、偏ることなく色々な角度から知ることができたので良かったなと思う。今年見た番組の中でも一番印象に残り大変興味深く、今後も印象に残る番組だと思った。
・盛り土が問題だというように誤解をされて、盛り土が怖い、盛り土は危険だという取られ方もするのかなと思った。盛り土が問題ではなく、“不適切にされた盛り土”が問題なのであり、そこをどうしていくのかがこれからの問題だと思った。
・構成上、登場人物が沢山出ていて入り組んでいて、話が少し分かりづらいと思った。また、放送時間について、木曜の深夜1時半の時間帯は、どれだけの人が見てくれるのかなと思い、志の高い優良な番組なだけに非常にもったいないような気がした。
・非常に落ち着いたナレーションで事実を淡々と伝えるという点でいい番組だった。また、取材力の強さ、粘り強さ、これは本当に素晴らしいなと思った。丁寧に取材を重ねていって、このような災害が起こらないような教訓を与えてくれるような番組を作っていただきたいなと思う。

意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2021年12月9日(木)

②自社制作番組:「NNNストレイトニュース」(ローカルニュース枠)
放送日:2021年12月10日(金)11時30分~11時55分

③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2021年12月14日

「第394回放送番組審議会だより」

1.開催月日 2021年11月17日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)

江藤秀一(委員長)
岡村真央、西村 等、大脇順実、山脇幸二、網代夏奈、橋本真典、石井潔

4.議  題
『静岡ありえない海常識』
2021年10月29日(金) 午後7時00分~午後7時56分 放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、その後「視聴率調査の結果」「放送番組の種別の公表制度の説明及び2021年4月から9月までの集計結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。

日本で一番深い駿河湾を中心に、豊かな海に囲まれている静岡県。そこには誰もが知っている有名な魚介類がたくさん!魚料理が大好物な県民も多いが、食べたことはあっても、その生態は知らないことばかり!第二弾の今回は、静岡の海を「お金」目線で注目し、一獲千金できるかもしれない驚きの魚の存在や、お金になる高級魚が次々と釣れる奇跡の漁場、さらには度肝を抜く美しい海の存在など。その真相を確かめるために冒険ロケを決行。静岡県民に「静岡の海はお金になるありえない海だった!!」と驚きをお届けしました。


主な意見  
・今回はあまり聞いたことのない魚がいっぱい出てきて、それらに高い値段が付くということで、経済的価値とともに静岡の海の豊かさを改めて知ることができて良かったと思った。
・お金という切り口で3種類の話をコンパクトにまとめられていて、魚に詳しくなく興味のない人間でも楽しく見ることができたので非常に良かった。
・仕事図鑑的な紹介にもなってお子様が見ても楽しめると思った。ダイビングの映像にも値段が付くことを知らなかったので、海が好きな子どもたちにも、県内の放送だけでなくもっと色んな人たちにも見てほしいと思える番組だった。
・値段を付けるのは、切り口として新鮮な感じがして、見終わった後さわやかな感じがした。水族館へ魚が運ばれるルートや静岡の海に色鮮やかな魚が泳いでいる光景など、知識としても新鮮な感じがした。
・この手の番組は単純に笑えれば良いのかなと思った反面、海の生物がお金に見えてしまうという視点を視聴者に植え付けてしまうことが果たして良いことなのか、どうなのかなと考えてしまった。
・水族館の魚がどこからどう連れて来られたのか、海にいたものがここに来ていることが視覚的に実感できて勉強になった。お金という切り口で海の豊かさ、静岡の海の豊かさというものをアピールするというのが見ていて理解できた。
・静岡の海が豊かなことを発信するということで「ありえない海常識」というタイトル通り、一攫千金と違った角度、見方で取材して放送していたが、金額が出るたびにメリハリが出て大変面白かったし、見やすかった
・助っ人の方たちをもう少し紹介するなど、地元にある地域に根差すテレビ局としては参加型を強く取り入れ、地元密着型、参加型の番組作りというのを、少し意識するといいと思った。


意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2021年11月18日(木)

②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2021年12月11日(土)4時15分~4時30分

③自社ホームページに掲載
URL http://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地





2021年4月~2021年9月の放送結果を以下によりご覧いただけます。


▽2021年4月~2021年9月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量
◆2021年4月第3週番組種別一覧
◆2021年5月第3週番組種別一覧
◆2021年6月第3週番組種別一覧
◆2021年7月第3週番組種別一覧
◆2021年8月第3週番組種別一覧
◆2021年9月第3週番組種別一覧
◆2021年4月~2021年9月種別時間およびCM放送時間量
◆2021年10月期基本番組表

◆放送番組の種別の基準

2021年11月19日

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