県内では週末に40度を超えた地点もあり、まだまだ厳しい暑さが続きますが、カレンダー上では、いよいよ9月に入りましたね。
そんな中8月最後となる週末に、県内4チームの試合が行われました。
まずJ3沼津から。沼津は試合を序盤から優位に進め大量4得点を奪うも、最後の最後に相手に上回られクラブワーストに並ぶ5連敗を喫する結果に。また、J2藤枝は前半立ち上がりから藤枝らしいパスワークで相手を翻弄するも、同点弾、さらには勝ち越しゴールを許してしまい、勝ち点をホームに持ち帰ることはできませんでした。そして、J2磐田は10試合勝ちなしの大分相手に、アウェーで勝ち点1を分け合う形となりました。J1清水はというと、鹿島相手に勝ち点3こそは逃したものの、上位チームとの戦いで貴重な勝ち点1を手に入れました。
そんなエスパルスの試合では、当日に#推し活ナイトというイベントが開催され、ピッチの中だけでなく外でも熱い戦いが繰り広げられていました。特に例年熱い盛り上がりをみせているのはやはり『イケメン総選挙』ではないでしょうか。今年の一位に輝くのはどの選手なのか楽しみです!(笑)
そしてイケメン総選挙といえば、○○選手の「顔」が推し!という方も多いと思いますが、先日every.しずおかの夏休み特別企画で、子どもたちに「推し選手に聞きたいこと、伝えたいこと」をインタビューしていた際にも、「山原怜音選手の笑った顔が好きです」という女の子や、「吉田豊選手のかっこいいお顔が好きです」と話してくれた男の子など、『顔が好きだから推している』と答えてくれた子どもたちが想像以上にたくさんいてびっくりしました!今の時代、なにかの媒体で見かけて『かっこいい、可愛い』などの感情を抱き、そこから推しとなり、推しを追ううちに気が付いたらチーム全体、箱推しになっているということも多いですよね。これからそういったきっかけをもっと届けられるように、引き続き県内Jリーグの情報や映像を熱くお届けしていきたいと思います!!
岩本 美蘭
ホーム >裏バナシ
裏バナシ
「『顔が好き』チーム推しに」
「エスパルス!同級生コンビのプレーに注目!」
16日(土)に行われた清水エスパルスvs横浜F・マリノスの一戦。J発足時からしのぎを削ってきた両者という事もあり、オリジナル10同士のプライドが前面にぶつかったゲームは熱を帯びていました。また夏休み終盤のアイスタは今季最多の入場者数を更新!激しい雨にも負けないオレンジサポーターの熱い声援も響きましたが結果は黒星。1-3という悔しいゲームに終わりました。
さて個人的にものすごく楽しみにしている選手が居ます。それが先月、浦和レッズから完全移籍でエスパルスに合流したFW髙橋利樹選手(27)です!25節の広島戦に続き、この試合もワントップでスタメン出場。武器である高さとフィジカルを活かし、ヘディングシュートを放つなど可能性のあるプレーを見せてくれました!
そんな髙橋選手と先週の練習取材で少しお話させていただきました。「秋葉監督のサッカーは自分の色を出しやすいスタイルだと思っていた」。中々出場機会に恵まれなかった浦和時代の悔しさを力に変え戦いたいと決意を新たにした髙橋選手。「ギラギラとした熱量。体を張り泥臭く戦う姿勢は今までに無い特徴」と秋葉監督も期待を寄せています。そして取材を通じ感じたのは髙橋選手が早くもチームに馴染んでいるという事です。その隣には、DFの住吉ジェラニレショーン選手(27)の姿が常にありました。というのも、2人は国士舘大学の同級生!大学1年生の頃から同じカテゴリーで過ごし互いの良さも理解しながらプレーが出来ているそうです。「彼は何でもできるFW。何より、前線から献身的に守備をしてくれる気の利くプレーヤーです」と住吉選手。高校、大学の友人とプロの世界で同じチームになるのは初めての経験だそうで「利樹(髙橋選手)の加入はすごく嬉しかったです」と微笑ましい光景も見られました!
J1リーグも残り3分の1と試合数も少なくなってきました。ここからどう勝ち点3を積み上位を狙っていくのか。エスパルスの熱戦に期待です。
須藤 駿介
さて個人的にものすごく楽しみにしている選手が居ます。それが先月、浦和レッズから完全移籍でエスパルスに合流したFW髙橋利樹選手(27)です!25節の広島戦に続き、この試合もワントップでスタメン出場。武器である高さとフィジカルを活かし、ヘディングシュートを放つなど可能性のあるプレーを見せてくれました!
そんな髙橋選手と先週の練習取材で少しお話させていただきました。「秋葉監督のサッカーは自分の色を出しやすいスタイルだと思っていた」。中々出場機会に恵まれなかった浦和時代の悔しさを力に変え戦いたいと決意を新たにした髙橋選手。「ギラギラとした熱量。体を張り泥臭く戦う姿勢は今までに無い特徴」と秋葉監督も期待を寄せています。そして取材を通じ感じたのは髙橋選手が早くもチームに馴染んでいるという事です。その隣には、DFの住吉ジェラニレショーン選手(27)の姿が常にありました。というのも、2人は国士舘大学の同級生!大学1年生の頃から同じカテゴリーで過ごし互いの良さも理解しながらプレーが出来ているそうです。「彼は何でもできるFW。何より、前線から献身的に守備をしてくれる気の利くプレーヤーです」と住吉選手。高校、大学の友人とプロの世界で同じチームになるのは初めての経験だそうで「利樹(髙橋選手)の加入はすごく嬉しかったです」と微笑ましい光景も見られました!
J1リーグも残り3分の1と試合数も少なくなってきました。ここからどう勝ち点3を積み上位を狙っていくのか。エスパルスの熱戦に期待です。
須藤 駿介
「藤枝・浅倉 3戦連続弾」
先日J2リーグは約3週間の中断期間を経て第24節が行われ、私は藤枝vs山口の公式映像のインタビュアーを担当させていただきました。
試合前の監督インタビューの際には須藤監督が『体感36度くらいあるんじゃないかな?この中でプレーをする選手たちは本当に凄いよね』と声を漏らすほどの暑さの中行われた試合。結果は2-2のドローで勝ち点1を分け合う形に。指揮官は試合後『藤枝がやりたいサッカーは30%しか表現できなかった』と語り、『中断明け一発目なにがなんでも欲しかった勝ち点3を掴めなかった。1点取るまでは藤枝らしいアグレッシブなサッカーが攻守にわたって出来ていたが、1点取ってから受けに回ってしまった』とも試合を振り返りました。結果こそは、須藤監督をはじめ藤枝の選手たち、ファン・サポータ全員が納得のいくものではなかったとは思いますが、今節ではMF浅倉廉の「プロキャリア初となる公式戦3戦連続ゴール」が生まれるなどポジティブな面も見られました。
その浅倉選手は自身のゴールシーンについて、『FW中川風希選手を信じて走った結果だったと思う。角度や目線は難しかったけど信じて走って、あとは決めるだけだった』と話し、試合後のSNSでは得点シーンの動画とともに「師匠ありがとうございます」というメッセージを中川選手に送り、それに対し中川選手が「決めてくれてありがとうございます」と返すなど、仲の良さが垣間見える場面もありました。そしてこの日の浅倉選手といえば!ゴールシーン以外にもサポーターを沸かせてくれたあることが・・・それは中断明けに「真っ黒になったヘアカラー」です。トレードマークだった「プラチナべージュ」から「ブルーブラック」に試合の前々日にイメチェンしたそうで、イメチェンした理由については、明るいヘアカラーに少し飽きて写真見返したら黒もいいなと思ったから、思い付きで染めてみたと教えてくださいました。そして最後には、『黒に飽きたら金にするかもしれません』と笑顔を浮かべた浅倉選手。サポーターを魅了するプレーはもちろん、ヘアカラーからも目が離せません。
岩本 美蘭
試合前の監督インタビューの際には須藤監督が『体感36度くらいあるんじゃないかな?この中でプレーをする選手たちは本当に凄いよね』と声を漏らすほどの暑さの中行われた試合。結果は2-2のドローで勝ち点1を分け合う形に。指揮官は試合後『藤枝がやりたいサッカーは30%しか表現できなかった』と語り、『中断明け一発目なにがなんでも欲しかった勝ち点3を掴めなかった。1点取るまでは藤枝らしいアグレッシブなサッカーが攻守にわたって出来ていたが、1点取ってから受けに回ってしまった』とも試合を振り返りました。結果こそは、須藤監督をはじめ藤枝の選手たち、ファン・サポータ全員が納得のいくものではなかったとは思いますが、今節ではMF浅倉廉の「プロキャリア初となる公式戦3戦連続ゴール」が生まれるなどポジティブな面も見られました。
その浅倉選手は自身のゴールシーンについて、『FW中川風希選手を信じて走った結果だったと思う。角度や目線は難しかったけど信じて走って、あとは決めるだけだった』と話し、試合後のSNSでは得点シーンの動画とともに「師匠ありがとうございます」というメッセージを中川選手に送り、それに対し中川選手が「決めてくれてありがとうございます」と返すなど、仲の良さが垣間見える場面もありました。そしてこの日の浅倉選手といえば!ゴールシーン以外にもサポーターを沸かせてくれたあることが・・・それは中断明けに「真っ黒になったヘアカラー」です。トレードマークだった「プラチナべージュ」から「ブルーブラック」に試合の前々日にイメチェンしたそうで、イメチェンした理由については、明るいヘアカラーに少し飽きて写真見返したら黒もいいなと思ったから、思い付きで染めてみたと教えてくださいました。そして最後には、『黒に飽きたら金にするかもしれません』と笑顔を浮かべた浅倉選手。サポーターを魅了するプレーはもちろん、ヘアカラーからも目が離せません。
岩本 美蘭
「戸田和幸さん初登場!さらに日本代表の若き戦士に密着!」
前回のKICK OFF! SHIZUOKAでは、ゲストに元日本代表の戸田和幸さんをお招きしてお送りしました!エスパルスOBでもある戸田さんはスタジオ初登場。分かりやすくサッカーを紐解いていただきました!
さてJ1を戦うエスパルスは先週末に町田と対戦しました。結果は0-3と悔しい完封負け。ただ攻守にわたり存在感を示したのが、不動のボランチ宇野禅斗選手(21)です。古巣との対戦に気迫が伝わるプレーぶり。武器のボール奪取に球際の強さなど、存在感を示しました。そんな宇野選手は3日、東アジアE-1選手権に臨む日本代表メンバーに初選出!「自分らしく、エスパルスの宇野禅斗を表現したい」と、エスパルスの狩人が決意を口にしました。2002年の日韓W杯を戦った経験もある戸田和幸さんは「バランスが良く、出来ない事が無い選手」と宇野選手を評価。日の丸を背負って戦う姿が楽しみです。
さらにKICK OFFではオフ期間に地元静岡に帰省していた、日本代表の関根大輝選手(22)に直撃インタビュー!先月A代表デビューを果たした関根選手は静岡学園卒業後、拓殖大学に進学。大学3年時に卒業を待たずしてJ1柏レイソルに加入し、開幕から右サイドバックとしてチームを支えました。その活躍が認められ今年からフランスの名門スタッドランスでプレーする関根選手は、まさに飛躍し続けるシンデレラボーイ。私の母校でもある静岡学園の教室で、フランスでの生活や日本代表への思いなど深掘りさせていただきました!
「正直上手くいきすぎている」と謙遜する関根選手ですが、愚直にサッカーと向き合う姿に自分の可能性を信じる芯の強さを感じました。「W杯優勝を狙えるだけのメンバーは揃っている。静岡を代表し優勝に貢献したい」。垣間見える自信と覚悟。若き侍の新たな挑戦が始まりました。
さて次回のKICK OFF! SHIZUOKAでは関根選手特集の第2弾を放送!帰省すると必ず立ち寄る食事処で初の食リポに挑戦。さらに静岡学園の恩師、川口修監督から激励の言葉も!日曜夕方5時!ぜひご覧ください!
須藤 駿介
さてJ1を戦うエスパルスは先週末に町田と対戦しました。結果は0-3と悔しい完封負け。ただ攻守にわたり存在感を示したのが、不動のボランチ宇野禅斗選手(21)です。古巣との対戦に気迫が伝わるプレーぶり。武器のボール奪取に球際の強さなど、存在感を示しました。そんな宇野選手は3日、東アジアE-1選手権に臨む日本代表メンバーに初選出!「自分らしく、エスパルスの宇野禅斗を表現したい」と、エスパルスの狩人が決意を口にしました。2002年の日韓W杯を戦った経験もある戸田和幸さんは「バランスが良く、出来ない事が無い選手」と宇野選手を評価。日の丸を背負って戦う姿が楽しみです。
さらにKICK OFFではオフ期間に地元静岡に帰省していた、日本代表の関根大輝選手(22)に直撃インタビュー!先月A代表デビューを果たした関根選手は静岡学園卒業後、拓殖大学に進学。大学3年時に卒業を待たずしてJ1柏レイソルに加入し、開幕から右サイドバックとしてチームを支えました。その活躍が認められ今年からフランスの名門スタッドランスでプレーする関根選手は、まさに飛躍し続けるシンデレラボーイ。私の母校でもある静岡学園の教室で、フランスでの生活や日本代表への思いなど深掘りさせていただきました!
「正直上手くいきすぎている」と謙遜する関根選手ですが、愚直にサッカーと向き合う姿に自分の可能性を信じる芯の強さを感じました。「W杯優勝を狙えるだけのメンバーは揃っている。静岡を代表し優勝に貢献したい」。垣間見える自信と覚悟。若き侍の新たな挑戦が始まりました。
さて次回のKICK OFF! SHIZUOKAでは関根選手特集の第2弾を放送!帰省すると必ず立ち寄る食事処で初の食リポに挑戦。さらに静岡学園の恩師、川口修監督から激励の言葉も!日曜夕方5時!ぜひご覧ください!
須藤 駿介
「藤枝 若手の躍動光る」
週末は県勢4チームの試合が行われました。
清水・磐田サポーターの皆さんはアウェー遠征、そして藤枝・沼津サポーターの皆さんはホームでの観戦を楽しまれたのではないでしょうか。
私は公式映像のインタビュアーとして藤枝の試合を現地で観戦しました。試合3日前に行われた練習の取材にも行かせていただいたので、そこでお聞きしたこともコラムに反映できればと思います!
まず札幌戦に向けて取材をするにあたって注目させていただいたのは、シマブク・カズヨシ選手、川上エドオジョン智慧選手の『両ウイングバック』です。攻守における豊富な運動量で藤枝を支える2人。「互いに助けられていることや要求していること」について聞くと、川上選手はシマブク選手に対して『シマブクが仕掛けてくれて、時間を作ってくれるから、自分が空いたスペースで前に行けることが多い。凄く感謝している』と話し、川上選手はシマブク選手に対して『川上が攻撃で起点になってくれて、時間を作ってくれるからあとは任せた!という想いで毎回みている』と教えてくださりました。そんな厚い信頼を寄せあう2人。札幌戦については「攻撃面では自分達が押し込んで、攻撃させないようにして守備面ではしっかりついて行きたい」と話してくださいました。
そして迎えた札幌戦。前半戦をリーグ2連勝といういい流れで折り返し、好調を維持したいところでしたが、試合開始序盤に個の能力の高さが光る札幌の高い圧力や自陣でのビルドアップのミスが絡み失点し、後半開始早々には追加点を許す苦しい展開に。しかし後半44分には、高卒2年目・芹生海翔選手がPKを獲得し、そのPKを冷静に沈め嬉しい今季初ゴールとなりました。試合の結果こそはリーグ4戦ぶりの黒星となりましたが、芹生選手の得点や川上選手やシマブク選手の献身的なプレーなど若手の躍動が見られた試合となりました。次節もホームでの試合となるので、またここから切り替えて後半戦『勝ち点』を積み上げてくれることを期待しています!!
岩本 美蘭
清水・磐田サポーターの皆さんはアウェー遠征、そして藤枝・沼津サポーターの皆さんはホームでの観戦を楽しまれたのではないでしょうか。
私は公式映像のインタビュアーとして藤枝の試合を現地で観戦しました。試合3日前に行われた練習の取材にも行かせていただいたので、そこでお聞きしたこともコラムに反映できればと思います!
まず札幌戦に向けて取材をするにあたって注目させていただいたのは、シマブク・カズヨシ選手、川上エドオジョン智慧選手の『両ウイングバック』です。攻守における豊富な運動量で藤枝を支える2人。「互いに助けられていることや要求していること」について聞くと、川上選手はシマブク選手に対して『シマブクが仕掛けてくれて、時間を作ってくれるから、自分が空いたスペースで前に行けることが多い。凄く感謝している』と話し、川上選手はシマブク選手に対して『川上が攻撃で起点になってくれて、時間を作ってくれるからあとは任せた!という想いで毎回みている』と教えてくださりました。そんな厚い信頼を寄せあう2人。札幌戦については「攻撃面では自分達が押し込んで、攻撃させないようにして守備面ではしっかりついて行きたい」と話してくださいました。
そして迎えた札幌戦。前半戦をリーグ2連勝といういい流れで折り返し、好調を維持したいところでしたが、試合開始序盤に個の能力の高さが光る札幌の高い圧力や自陣でのビルドアップのミスが絡み失点し、後半開始早々には追加点を許す苦しい展開に。しかし後半44分には、高卒2年目・芹生海翔選手がPKを獲得し、そのPKを冷静に沈め嬉しい今季初ゴールとなりました。試合の結果こそはリーグ4戦ぶりの黒星となりましたが、芹生選手の得点や川上選手やシマブク選手の献身的なプレーなど若手の躍動が見られた試合となりました。次節もホームでの試合となるので、またここから切り替えて後半戦『勝ち点』を積み上げてくれることを期待しています!!
岩本 美蘭