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静岡第一テレビ放送番組審議会「放送番組審議会だより」を掲載

静岡第一テレビが放送する番組の向上改善と適正を図る為、放送番組等の審議を行うことを目的とする、放送法に基づく審議機関です。
審議会は、識者8人によって構成され、年10回(1・8月を除く毎月)開催されます。「審議会だより」では、最新の審議会の概要をお伝えしています。

2022年10月~2023年3月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量

2024年04月18日

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「第348回放送番組審議会だより」

1.開催月日 平成29年3月15日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)
小和田哲男(委員長)、木宮健二(副委員長)、麻生絵美、森育子、出野勉、京極美穂子、高橋 徹、鈴木広士

4.議  題
『ごちそうカントリー』(2回放送分)
平成29年2月12日 (日) 午前11時40分~11時55分放送
平成29年2月19日 (日) 午前11時40分~11時55分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ桜田社長が挨拶し、続いて「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組『ごちそうカントリー』平成29年2月12日 (日)、19日(日) 午前11時40分~11時55分放送について審議が行われた。

静岡県は、野菜や果物など地元で生産されている「ごちそう」が盛りだくさん! そこで番組では、生産者の皆さんから収穫期やその美味しさなどを伺い、農産物の魅力に迫りました。2月12日は、三島市箱根西麓地区で栽培されている柔らかくみずみずしい苦みの無い「三島レタス」の特徴と、生産者による「三島レタス」を使った「生春巻き」や、「タコライス」料理をご紹介、また19日は、温暖な気候と水はけの良い砂地を持つ浜松市西区篠原地区で生産されている「新タマネギ」の話題を取り上げ、野菜ソムリエが作る甘くてみずみずしい「新タマネギ」ならではの味わいを活かした「串フライ」や「新タマネギのシラス丼」を紹介しました。


主な意見
・静岡県産の農産物の魅力を生産者、流通の現場、消費者の声などを織り交ぜながら上手く伝えていた。生産地の特徴などをベータベース化し、静岡の農業が分かるようなホームページにした方が視聴者に役立つと思う。
・今回の題材がレタスとタマネギという身近な野菜だったので、情報番組としてのインパクトは弱かった。番組で紹介したレシピは、主婦にとって旬の身近な野菜を使った夕食のヒントになるという点で良かった。
・身近な食材を取り上げたにも関わらず、三島レタスや新タマネギを食べてみたいと思わせるような番組だった。また、番組の中での生産者やJAの方への質問、それに対する受け答えの内容が適切で良く分かった。
・箱根西麓地区は畑作地帯であり、レタスを中心にそれ以外にジャガイモやダイコンなども生産している事も取り上げた方が良い。また、篠原地区は以前からかなりタマネギ畑があった地域であり、そういう歴史も取り上げてほしかった。
・この番組は企画がフレッシュに感じた。ターゲットとなる野菜や食が今日は「レタス」、今日は「タマネギ」という一つだけを取り上げ、生産者の想いから野菜の特徴、料理などといった番組の流れも起承転結がきちんとしている。
・改めて静岡県は豊かな土地に恵まれ、新鮮な食材に囲まれて暮らしている事で幸せな気持ちになった。「おいしいをつくりましょ」のコーナーは、プロの料理人とは違う農業に関わる方が生み出したレシピで、生産者の野菜への愛情が伝わってきて良かった。
・これまでこの番組で50品目ぐらいは取り上げていると思われるので、「静岡の特産」という形でデータベース化し外に発信していく事が、日本の食の安全などのアピールに繋げていく上で重要だと思う。
・レタスの生産者が7種類を植え分ける事で半年以上生産が出来るという、そういう工夫がある事に驚いた。また、新タマネギのコメントで「ファーマーズマーケットは、アンテナショップのようなもの」、売れるのか売れないのか、生産者がアンテナを張っている事に新鮮さを感じた。



意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:平成29年3月16日(木)

②自社制作番組「ふれあい・てれび」
放送日:平成29年4月2日(日)午前6時00分~6時15分(予定)

③自社ホームページに掲載
URL http://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2017年03月16日

「第347回放送番組審議会だより」

1.開催月日 平成29年2月15日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員9名出席(出席委員氏名 敬称略)
小和田哲男(委員長)、木宮健二(副委員長)、麻生絵美、松村友吉、森育子、出野勉、京極美穂子、高橋 徹、鈴木広士

4.議  題
環境特別番組『選ぶ・つくる エネルギー新時代 ~次世代につなぐ暮らし方とは~』
平成29年1月28日 (土) 午前10時30分~11時00分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ桜田社長が挨拶し、続いて「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組 環境特別番組『選ぶ・つくる エネルギー新時代 ~次世代につなぐ暮らし方とは~』平成29年1月28日 (土) 午前10時30分~11時00分放送について審議が行われた。

東日本大震災以降、太陽光発電をはじめとする自然エネルギーへの関心が高まる中、電力自由化などの新たな動きもあり、こうした事が私たちとエネルギーとの関わり方をどう変えていくのかを出発点にしたのが今回の番組でした。番組では、太陽光発電のみで生活する家や、これまで使われていなかった温泉のメタンガスを利用した発電システム、また電力小売り自由化のその後の状況などを取材。これまで供給されるままに使っていたエネルギーを「つくる」ことや、「選ぶ」ことの中で、環境への負荷を抑え、限りあるエネルギーを上手く利用した次世代に繋がる暮らし方とはどういうものかを模索しました。


主な意見
・オフグリットハウス(電力自給自足の家)が省エネであるというメリットは全面に出ていたが、エアコンとレンジが無いという生活の不便さについてももう少し紹介すればいいと思う。
・震災後のエネルギーへの関心が薄れていく中、この番組で取り上げられた事により改めてエネルギーに対する人々の関心が再起したのは良かった。また、テーマ分けを2~3つくらいにまとめると、印象に残る番組になると思う。
・川根温泉のメタンガスを利用した発電など、資源の多い静岡ですから色々と考えられる事もあるし、エネルギーを選ぶ時代になってそれを後世に伝えていくという形になると、静岡で災害があった時のリスクも無くなっていくのかなと思う。
・「エネルギー」というのは大きなテーマだ。特に良かったのは身近な家庭を取り上げ、時代の変化を分かりやすく解説してくれた点だと思う。また、「オフグリットハウス」や「節電モニター」など、新しく学ぶ言葉もあったのでためになる番組だった。
・電力自由化に突入したが、そういった意味では時代に合っているものを取り上げていて興味深い番組だった。
・太陽光発電のみの生活という最先端の取り組みとして「電力自給自足の家」を紹介した意図は伝わってきたが、視聴者が自分達でも出来るのではないかという事を先に紹介し、その後に「電力自給自足の家」を紹介する構成の方が良いと思う。
・電力自給自足の事例紹介ですが、極端な事例過ぎて視聴者としては一歩引いて見てしまう感があったので、一般家庭でも抵抗なく取り入れられるものとして「節電モニター」や「ペレットストーブ」に興味を持った。
・電力の自由化から1年というタイミングを捉え、それぞれの暮らしに合ったエネルギーの使い方を考える上で時期を得た企画だったと思う。また、コメンティターの坂東 誠さんには、もう少し専門的な知見に基づくコメントを欲しかった。
・全体的に良い番組だったが、短い時間の中に内容をちょっと詰め込み過ぎた印象を持った。ただ、太陽光発電がどうなっているのかについて、この番組では温泉を使った発電などを取り上げたが、恐らく一般の方も見ていて、まさに「エネルギー新時代」が始まっているという事が分かったと思う。



意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:平成29年2月16日(木)

②自社制作番組「ふれあい・てれび」
放送日:平成29年3月5日(日)午前6時00分~6時15分(予定)

③自社ホームページに掲載
URL http://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2017年02月16日

「第346回放送番組審議会だより」

1.開催月日 平成28年12月14日(水)

2.開催場所 ホテルアソシア静岡

3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)
小和田哲男(委員長)、木宮健二(副委員長)、麻生絵美、森育子、出野勉、京極美穂子、高橋 徹、鈴木広士

4.議  題
’16ドキュメント静岡『つま恋 聖地の終焉』
平成28年11月10日 (木) 深夜0時59分~1時29分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ桜田社長が挨拶し、続いて「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組’16ドキュメント静岡『つま恋 聖地の終焉』平成28年11月10日(木)深夜0時59分~1時29分放送について審議が行われた。

掛川のシンボル、フォークソングの聖地として知られる滞在型リゾート施設「つま恋」が、42年の歴史に幕を下ろす事になり、地元に衝撃が走った。1974年のオープン前の準備から携わった音楽企画ディレクター「木下 晃」さんは、「フォークの聖地・つま恋」を全国に知らしめた仕掛け人と言われ、1975年に6万5,000人を動員した「吉田拓郎・かぐや姫コンサート」は、今も伝説として語り継がれています。番組では、つま恋という広いキャンパスに音楽で絵を描き続け頑張ってきた木下さんと歴史を振り返りながら、聖地の終焉を見つめていくものでした。


主な意見
・時代の流れとはいえ、閉園するのは寂しいが、「つま恋」の跡地利用は地元 掛川市を含め地域社会にとって重大な関心事項なので、引き続き番組で取り上げてもらいたい。
・木下さんと「つま恋」の物語としては、昔の映像などを使って良くまとまっていたが、地域住民に愛された施設が、どうして閉園に至ったかを「老朽化による閉園」という一言だけではなく、もう少し掘り下げて欲しかった。
・興味深い番組内容だったが、「つま恋」と共に歩んできた木下さんの生き様のようなものがテーマだとすると、番組タイトルとテーマとの間に若干ミスマッチがあった感じがする。
・「つま恋」の歴史や施設の特色などを分かりやすく紹介していた。園内には広大な土地があるので、様々な形で残っていく可能性が十分にあると思う。
・番組を見ていくうちに時代の流れの残酷さと、虚しさを感じた。「つま恋」と共に人生を歩んだ木下さんを軸に、静岡にとって「つま恋」はどんな施設だったのか、という事を再確認出来た。
・単なるドキュメンタリーではなく、人の思いや記憶を通して作られている番組だったからこそ、人の心に寂しさが届くような番組になったと思う。
・「つま恋」の今後については、地域にとって大きな問題である。人が来れば地域の活性化に繋がるので、若者の登竜門と言われた「ポプコン」(ポピュラーソングコンテスト)などを復活させながら、「つま恋」というレジェンドになっていけば良いと思う。
・なぜ閉園しなければいけないのかという点について、もう少し切り込んで欲しかった。レジャーの多様化や施設の老朽化といった理由以外に、どういう経営努力をしてきたのかなど、経営者サイドの生の声を聞きたかった。



意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:平成28年12月15日(木)

②自社制作番組「news every.しずおか」
放送日:平成28年12月14日(水)18時15分~19時00分

③自社ホームページに掲載
URL http://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2016年12月15日

「第345回放送番組審議会だより」

1.開催月日 平成28年11月16日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員9名出席(出席委員氏名 敬称略)
小和田哲男(委員長)、木宮健二(副委員長)、麻生絵美、松村友吉、森育子、出野勉、京極美穂子、高橋 徹、鈴木広士

4.議  題
『バックキングカム宮殿』(10月8日・22日 放送分)
・平成28年10月 8日(土)深夜1時10分~1時40分放送
・平成28年10月22日 (土) 深夜0時55分~1時25分放送


5.概  要
はじめに静岡第一テレビ桜田社長が挨拶し、続いて「視聴率調査の結果」「放送番組の種別の公表制度の説明及び2016年4月から2016年9月までの集計結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組『バックキングカム宮殿』(10月8日・22日放送分)平成28年10月8日(土)深夜1時10分~1時40分放送、22日(土)深夜0時55分~1時25分放送について審議が行われた。

本当はどうなっているの?その先が見たい!そんなにうまい話があるの?などなど、世の中の全てのモノにはウラがある。
番組では、そんな普段見る事の出来ない「静岡のディープな裏側」を、裏側大好きな王様・アンジャッシュの児嶋一哉と、お姫様ことバラエティータレント菊地亜美の絶妙コンビがたっぷりと紹介!静岡の裏事情に2人のトークが盛り上がります。
さらに静岡の都市伝説も取り上げ、実際に現場に行き、その真相に迫ります。


主な意見
・焼津の「謎のダンシングおじさん」の事を初めて知った。これは都市伝説だと思うが、こういうものをこれから回数重ねる事で、この番組の形が分かってくるような感じがした。
・番組進行の2人のちぐはぐな組み合わせが面白かったし、テンポ感も良かったと思う。また全体的に言えば、一生懸命仕事をしている人と、バラエティーの人たちとの組み合わせに少し違和感を抱いた。
・知名度の高い2人が司会という事で、期待感を抱いた。各地方で人間の気質が凄く異なるので、静岡人はこうなのだという地域性をアピール出来る人をターゲットにしていくと、静岡独特の番組になっていくのではないか。
・新しいタイプの番組作りに挑戦している事は、大いに評価したいと思う。裏事情を探る番組だと思うが、取材先の迷惑やプライバシー、また人権侵害の危険性もあるので十分に注意してほしい。
・都市伝説として焼津の「謎のダンシングおじさん」が見つからなかった。通常では番組がここで没になると思うが、あえて見つからなかった事を表に出したかったのではないかと思った。
・「伊豆極楽苑」は、客が少ないのになぜ30年続ける事が出来たのか?という問題提起に対し、家族が手弁当的にやっているなどの紹介はあったが、続けられた理由が分からず、場当たり的な構成になっていた印象を受けた。
・ローカルでしか知り得ないネタで勝負する、という姿勢を高く評価したい。キャストの児嶋さんと菊地さんが非常にネタに絡んでテンポ良く、面白い。そこに地元で活躍するMomokaさんが加わり、全体として非常によい雰囲気を醸し出している。
・児嶋さんと菊地さんの掛け合いが面白かった。「静岡の平和を守るスーパーガードマン」檪原さんの話は、ストーリー性があって良かったと思う。特に、静大生とのコラボレションは予想以上の出来で、映像も非常に綺麗でした。
・もう少し静岡ならではの人を発掘するようなそういう動きになっていくといいと思う。また若いディレクターの方を中心に動いたという事で、結構面白いネタを探してきたという印象を持った。今後も頑張ってネタを探してほしい。



意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:平成28年11月17日(木)

②自社制作番組「ふれあい・てれび」
放送日:平成28年12月4日(日)午前6時00分~6時15分(予定)

③自社ホームページに掲載
URL http://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地





2016年4月~2016年9月の放送結果を以下によりご覧いただけます。


▽2016年4月~2016年9月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量
◆2016年4月第3週番組種別一覧
◆2016年5月第3週番組種別一覧
◆2016年6月第3週番組種別一覧
◆2016年7月第3週番組種別一覧
◆2016年8月第3週番組種別一覧
◆2016年9月第3週番組種別一覧
◆2016年4月~2016年9月種別時間およびCM放送時間量
◆2016年10月期基本番組表

◆放送番組の種別の基準

2016年11月17日

「第344回放送番組審議会だより」

1.開催月日 平成28年10月19日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員9名出席(出席委員氏名 敬称略)
小和田哲男(委員長)、木宮健二(副委員長)、麻生絵美、松村友吉、森育子、出野勉、京極美穂子、高橋 徹、鈴木広士

4.議  題  '16ドキュメント静岡『子どもの居場所はどこに? 食でつながる支援と実情』平成28年9月29日(木)深夜0時59分~1時29分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ桜田社長が挨拶し、続いて「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組'16ドキュメント静岡『子どもの居場所はどこに? 食でつながる支援と実情』平成28年9月29日(木)深夜0時59分~1時29分放送について審議が行われた。

全国に広がる「子ども食堂」は、ひとり親家庭の子どもの孤食を防ごうと始まったもので、その数は分かっているだけでも全国で130軒以上あると言われています。
「子ども食堂」と言っても、子どもが気軽に1人で入りやすい食堂や、貧困家庭の子どもを支援したい食堂など、その形は様々ですが、実は運営する側にも利用する側にも、お互いに届かぬ思いがありました。
こうした「子ども食堂」が広まった背景には、生活保護受給世帯や、ひとり親世帯の増加などといった課題があったのです。
番組では、子どもの6人に1人が貧困にあると言われている実態にも触れながら、県内で相次いで開設されている「子ども食堂」を中心に、「子どもの居場所」について焦点をあてました。



主な意見
・「子ども食堂」を運営している側と利用する側 双方の思い、これから参入する経営者の準備のプロセスなどが多角的に取材されていて、30分という放送時間ながら必要な要素がコンパクトにまとまっていた。
・番組を見た人の中には、自分たちもやってみようとか、自分ひとりでは出来ないが、出来る形で参加しようと思う人が出て来て、それが繋がっていくのではないかという事を予感させる内容で、高く評価出来る番組だった。
・番組で伝えたかった「居場所」というキーワードをナレーションとかテロップで伝えるのではなく、「子ども食堂」の店主の方や利用したお客さんの口から語っていただいている、こういった構成が良かったと思う。
・主には社会福祉問題なのですが、様々な社会問題(コミュニティー問題、家族関係の問題 など)がこういった形で出て来ている事について、大変良く分かった。
・ドキュメンタリー番組という事で、時代の世相を的確に表現していて、タイトル通りの番組が30分で良く出来たと思う。
・番組を見て、東京の「気まぐれ八百屋だんだん」のような場所を立ち上げる人が地域に出て来れば、誰でも行ける場所として、今回の「子ども食堂」というタイトルに繋がっていき、視聴者に訴える事が出来ると思った。
・「子ども食堂」を貧困対策とか、経済的な問題とか、シングルマザーの問題と、くっつけて考えると見ている人が何を言いたい番組なのか分からないと思うので、話題をあまり広げ過ぎない方が良いと思う。
・「子どもの居場所や貧困」という目的に対して、「子ども食堂」というのは、ちょっと違う感じがした。いわゆるボランティアで「子ども食堂」をやる場合には継続する義務が無く、止めてしまえば「子どもの居場所」がまた無くなってしまう。そういう問題を追及すべきだと思った。
・子どもを巡る昔と今を考えさせる非常に良い番組だった。今回の番組を見て、6人に1人が貧困状態であり、母子家庭の収入200万未満が60%以上というデータに驚くと共に、現状を知る上で非常に勉強になった。



意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:平成28年10月20日(木)

②自社制作番組「ふれあい・てれび」
放送日:平成28年11月6日(日)午前6時00分~6時15分(予定)

③自社ホームページに掲載
URL http://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2016年10月20日

「第343回放送番組審議会だより」

1.開催月日 平成28年9月21日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員9名出席(出席委員氏名 敬称略)
小和田哲男(委員長)、木宮健二(副委員長)
麻生絵美、松村友吉、森育子、出野勉、鈴木広士、京極美穂子、高橋 徹

4.議  題  『THEニッポン観光! 外国人マネーで大もうけ? ウハウハ新名所10連発!』平成28年7月23日(土)午後1時30分~2時25分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ桜田社長が挨拶し、続いて「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組『THEニッポン観光! 外国人マネーで大もうけ? ウハウハ新名所10連発!』平成28年7月23日(土)午後1時30分~2時25分放送について審議が行われた。

日本を旅行する外国人観光客の支出総額は驚愕の3兆円越え!
その巨額な外国人マネーで大もうけし、ウハウハしている日本人が今 全国に増殖中!
そんなウハウハ日本人が集中しているのは、東京~大阪までの「日本観光のゴールデンルート」!
番組では「ゴールデンルート」を中心に、お笑いタレント「タカアンドトシ」と、タレント「安田美沙子」・「鈴木奈々」がウハウハな日本人を突撃!今まで聞き出せなかったウハウハな裏話に迫りました。さらに「厚切りジェイソン」も参戦し、インバウンドに沸く日本観光を題材とした全く新しい情報バラエティー番組です。




主な意見
・非常に番組のテンポが良く、日本人でも行って面白そうな穴場スポット的な所をよく選んでいるなと思った。肩の凝らない情報番組として、作りが良かった。
・楽しく見させてもらった。番組で使われている音楽が効果的で、トークと取材レポートのバランスが凄く良かったので、飽きずに見る事が出来た。
・テンポが良く、あっという間の55分番組だった。外国の方が好む気持ちとか、場所とか、物をつかんだ所に人が集まって来ることが、日本人とは少し違った感覚だろうなと、この番組を見て理解出来た。
・番組の作りが分かりやすく、興味深い内容で素晴らしかった。この番組を見て、日本人の商魂たくましさを感じた。
・テンポが良く、10か所の地域的な事も良く考えていて、単に大都市だけ、あるいは観光地だけではないような場所も適度に選んでいたので、バラエティーに富んでいたと思う。
・外国人は、日本のこんな所に引かれてやって来るという事で、半ば「目から鱗」というような感じがした。番組制作者の意図が伝わった番組だった。
・55分番組で10か所を一気に見せてくれるスピード感は、非常に心地良かった。外国人マネーという興味をそそられる切り口も良かったと思う。
・地域的に東京・静岡・大阪・金沢など、広範囲で紹介したのが良かった。放送が7月23日と、夏休みが始まる前だったので、日本人にとっても夏休みの計画を立てる上で参考になったと思う。
・いわゆる観光資源を経済効果に反映させていく時に、今回取り上げた10か所がどの程度 地元に還元というか、効果があるのかという所も知りたかった。
・なぜ外国人に人気があるのかという理由として、入り口の部分で外国人発の口コミ(SNS)などが、あると良いと思った。








意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:平成28年9月22日(木)

②自社制作番組「ふれあい・てれび」
放送日:平成28年10月9日(日)午前6時00分~6時15分(予定)

③自社ホームページに掲載
URL http://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2016年09月23日

「第342回放送番組審議会だより」

1.開催月日 平成28年7月20日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員9名出席(出席委員氏名 敬称略)
小和田哲男(委員長)、木宮健二(副委員長)
麻生絵美、松村友吉、森育子、出野勉、鈴木広士、京極美穂子、高橋 徹

4.議  題  『news every.しずおか』平成28年7月12日(火)午後6時15分~7時00分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ桜田社長が挨拶し、続いて「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組『news every.しずおか』平成28年7月12日(火)午後6時15分~7時00分放送について審議が行われた。

7月からリニューアルした「news every.しずおか」は、「ミンナが生きやすい未来のために」をキャッチフレーズに、圧倒的な「ライブ感」、抜群の「先進性」、そしてダントツの「オシャレ感」を兼ね備えた、新しいニュース番組を目指しています。これを実現するために、「every.action」(きょう一番、知りたいこと)、「every.watch」(いま一番、興味のあること)、「every.life」(生活を潤す、知的ワクワク情報)という、3つの新しいコーナーを軸に番組を展開。7月12日放送の「action」は、「西伊豆町の電気柵 感電事故から1年、電気柵で死亡事故対策は」、「watch」は、「登山シーズンを迎え、富士山の噴火対策は浸透したのか?」、また「life」では、「最新!夏の浴衣と着こなし術」というラインナップを放送しました。



主な意見
・西伊豆の電気柵感電死事故から1年、山開きしたばかりの富士山登山の安全対策、さらに今年の浴衣のトレンドなどを紹介したという事で、硬軟取り混ぜた内容で視聴者も興味深く見たのではないかと思う。
・ニュースに始まり、浴衣の旬の情報まで一気に見せてくれる構成が非常に良かった。また、電気柵による死亡事故から1年を迎え、その後の取り組みについて取り上げたのは、地元のニュース番組としては高く評価できる。
・富士山噴火対策については、こういった報道番組で情報を提供してもらうと有り難い。特に、噴火のパターンごとに避難ルートが違うという事で、視聴者にとって参考になったと思う。また、浴衣は季節感満載で良かった。
・富士山噴火については、地震と違ってある程度予知が可能であり、気象庁が予報レベルを作っている事や、入山規制がある事をもう少し入れた方が良かったと思う。
・7月にリニューアルし、「ライブ感」、「先進性」、「オシャレ感」が全て盛り込まれていて、45分間テンポ良く飽きずにニュースを見させてもらった。キャスターの方々が、若くて爽やかで好感が持てる。
・「富士山のレントゲン」という言葉を初めて聞いたが、怖い自然のところを何も知らずに登っていたという事で、富士山の怖さを改めて認識出来た事が良かった。
・ニュースとしては、ホームページにリンクしてあってもう少し知りたいという時に見る事が出来るので良いと思ったので、「life」の最新浴衣を何処に行ったら買えるかという情報もホームページで分かる楽しいと思った。
・全体のイメージが明るくなり、分かりやすい構成だ。感電死事故から1年、鳥獣被害対策として県などでも対策をしているが、個人で説明書をよく読まないで設置し事故に遭うという事で、そのフォローを深くやってほしい。
・45分間飽きさせる事なく、見せる事は大変だ。暑い中ヘルメットを被って富士山に登る大変さが分かるような気がするが、いつ噴火するか分からないとなれば命を守る為には仕方ない、現実と理想との板挟みで難しいと思う。







意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:平成28年7月21日(木)

②自社制作番組「ふれあい・てれび」
放送日:平成28年8月7日(日)午前6時00分~6時15分(予定)

③自社ホームページに掲載
URL http://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2016年07月21日

「第341回放送番組審議会だより」

1.開催月日 平成28年6月15日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)
小和田哲男(委員長)、木宮健二(副委員長)
松村友吉、森育子、出野勉、河原崎宏之、京極美穂子、高橋 徹

4.議  題  ’16ドキュメント静岡 『大地震から母国を守る ~静岡の力をネパールへ~』平成28年5月20日(金)深夜0時30分~1時00分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ佐藤社長が挨拶し、続いて「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組 ’16ドキュメント静岡 『大地震から母国を守る ~静岡の力をネパールへ~』平成28年5月20日(金)深夜0時30分~1時00分放送について審議が行われた。

去年4月にネパールでマグニチュード7.8の大地震が発生してから1年、多くの建物が倒壊し約9,000人が犠牲となるなど、甚大な被害が出ました。焼津市在住のネパール人「マハラジャン・ナレス」さんは、母国の惨事に心を痛めるとともに、これまで国民に対してほとんど行われてこなかった防災教育の拠点を作ろうと動き出しました。そして地震発生から1年、今なお深い爪痕が残る現地に避難所の機能を合わせもった「防災支援センター」が完成したのです。番組は、防災先進県「静岡の防災知識」を現地で活かし、地震の被害を防ごうと活動するナレスさんの熱い思いを伝えるとともに、地震に備える大切さを改めて考えるものでした。



主な意見
・世界で最先端の「静岡県の防災知識」をもっと世界に広められればいいと思った。500人が避難できる防災支援センターを今後ネパール政府がどのように活用していくのかをもう少し伝えてほしかった。
・静岡の防災センターが海外で役立つ事はとても嬉しくて、誇らしい気持ちになったし、何か出来る事があればという視点でも番組を見る事が出来て良かった。
・30分番組で、「備えろ」という事をターゲットに絞って番組を制作していて、防災に関する色々なノウハウをもつ静岡県が役に立っている事が、県民として嬉しかった。
・ネパールの色々な状況を見る中で、実行力のあるナレスさんが防災支援センターを作ったが、そういうものがどの程度現地のニーズにあっているかどうかがよく分からなかった。
・ナレスさんの真摯な姿勢に好感が持てる。また避難場所としての防災支援センターを作っただけでなく、ネパールの防災教育も戦略的にやっていこうという点で、素晴らしく立派だ。
・ネパール人のナレスさんが母国を地震から守る為に、静岡で自ら防災について学び、そのノウハウを母国に活かすというストーリーだったが、その熱い取り組みや行動について限られた時間の中で上手くまとめられていた。
・番組の構成が非常に分かりやすく、流れも良かった。ネパールのロケではお年寄りから小学生まで幅広いコメントを撮っていて、彼らの地震に対する考えや今回の援助に対する受け止め方がよく分かった。       
・「静岡で培ったノウハウがネパールで活かされようとしている」というナレーションで、釘づけになった。主人公であるナレスさんを追い、地元ネパールで初の防災支援センターが開設された経緯をドキュメント風に追ったのは、非常に良かったと思う。






意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:平成28年6月16日(木)

②自社制作番組「ふれあい・てれび」
放送日:平成28年7月3日(日)午前6時00分~6時15分(予定)

③自社ホームページに掲載
URL http://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2016年06月16日

「第340回放送番組審議会だより」

1.開催月日 平成28年5月25日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員7名出席(出席委員氏名 敬称略)
木宮健二(副委員長)、松村友吉、森育子、出野勉、河原崎宏之、京極美穂子、高橋 徹


4.議  題 『まるごと』 平成28年5月3日(火・祝)午後4時53分~5時53分放送


5.概  要
はじめに静岡第一テレビ佐藤社長が挨拶し、続いて「視聴率調査の結果」「放送番組の種別の公表制度の説明及び2015年10月から2016年3月までの集計結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組『まるごと』平成28年5月3日(火・祝)午後4時53分~5時53分放送について審議が行われた。

去年4月に大幅リニューアルした「まるごと」は、視聴者がワクワクする番組を目指し、この4月さらにパワーアップした。5月3日の特集「5hours」は、永見アナウンサーと藤原アナウンサーが、富士サファリパークでの、とっておきの5時間の過ごし方を紹介。「ワラビーとのふれあい広場」や、可愛らしいライオンの赤ちゃんとのふれあい、そして動物が間近で見られるサファリゾーン「キッズパトロール体験」などに大興奮だった。また、「紅茶をめぐる静岡さんぽ」の著者・奥田実紀さんと杉岡アナウンサーが一度は行きたい「おいしい紅茶の店ベスト3」を紹介、「ずん飯尾のペコリーノ」では、飯尾さんが水の都「三島」の楽寿園を散策、お茶しながらのミニ水車作りに挑戦するなど、視聴者にゴールデンウィークを堪能してもらえるような情報を届けた。



主な意見
・この番組は、曜日ごとに様々なコーナーを設け、さらに若手アナウンサーやコメンテーターが日替りで代わるという事で、視聴者を囲いつつ飽きさせない様々な工夫が凝らされている。
・放送日がゴールデンウィーク真っ只中という事で、ゴールデンウィーク後半の計画が無い家族にとっては、 行楽情報の提供としてタイムリーだった。
・この番組でアナウンサーの若さと元気さ、感じの良さを見る事が出来た。1時間にわたり、地域の話題で飽きさせないようにするのは大変だが、シリーズとしての仕掛けが良く出来ていたと思う。
・「5hours」で紹介した富士サファリパークは、自分もそこに行ったような気分になり、楽しむ事が出来た。カメラアングルも良く、視聴者が興味深く感じるような内容だったので良かった。
・番組の中で「5hours」、「トキメキプラス」などのキーワードが使われているのでテンポ感があり、最後まで飽きずに見る事が出来た。全体的に楽しい番組だった。
・全体の流れとしては、テンポが良い番組で、若さと元気の良さが伝わってきた番組だと思う。
・「トキメキプラス」でおいしい紅茶の店を紹介していたが、静岡は農業県なので、やはり茶農家との関わり合いについてもう少し情報を入れると、さらに奥深い内容になったと思う。



意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日: 平成28年5月26日(木)

②自社制作番組「ふれあい・てれび」
放送日: 平成28年6月12日(日)午前6時00分~6時15分(予定)

③自社ホームページに掲載
URL http://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地





2015年10月~2016年3月の放送結果を以下によりご覧いただけます。


▽2015年10月~2016年3月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量
◆2015年10月第3週番組種別一覧
◆2015年11月第3週番組種別一覧
◆2015年12月第3週番組種別一覧
◆2016年1月第3週番組種別一覧
◆2016年2月第3週番組種別一覧
◆2016年3月第3週番組種別一覧
◆2015年10月~2016年3月種別時間およびCM放送時間量
◆2016年4月期基本番組表

◆放送番組の種別の基準

2016年05月26日

「第339回放送番組審議会だより」

1.開催月日 平成28年4月13日(水)

2.開催場所 静岡第一テレビ

3.出席者 委員7名出席(出席委員氏名 敬称略)
木宮健二(副委員長)
麻生絵美、森育子、出野勉、河原崎宏之、京極美穂子、高橋 徹

4.議  題  防災特別番組『震災5年 静岡へのメッセージ ~私たちは何を学んだのか~』平成28年3月12日(土)10時30分~11時25分放送

5.概  要
はじめに静岡第一テレビ佐藤社長が挨拶し、続いて「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組 防災特別番組『震災5年 静岡へのメッセージ ~私たちは何を学んだのか~』平成28年3月12日(土)10時30分~11時25分放送について審議が行われた。

未曾有の被害をもたらした東日本大震災から5年。最大震度7、沿岸部を大津波が襲い、死者・行方不明者あわせて約1万8千人の犠牲者を出した。震災を受け県内の地震被害想定は、津波などによる犠牲者数が最大10万5千人と見直された。浜松市では防潮堤整備が進む一方、政府の要請で運転を中止した浜岡原発では、5年間で3,500億円以上の費用をかけて様々な対策工事が行われてきた。番組では、防災・危機管理のスペシャリスト渡辺 実氏と被災地、そして津波の被害を受けたものの事故を逃れた福島第二原発の他、浜岡原発など県内各地を訪れ、静岡のハード面、ソフト面の対策がどう変わったのかを検証し、県民に向けたメッセージを送るものだった。



主な意見
・地震の被害は津波だけではなく、火災や家屋の倒壊などを含めて考えていくべきだと、番組を見て感じた。自分たちで何ができ、何をしなければいけないのか考えさせてもらう良い番組だった。
・静岡のアプローチと福島のアプローチが両方進んでいく事で、飽きないで見る事が出来たのが、視聴者的に良かったと思う。原発をこれからどうしていくかのという事と、未来のエネルギーをどう考えていくのか、動き出している世界の状況が番組に加えられていたら、もっと良かったと思う。
・全体を通して見ると防災、危機管理ジャーナリストの渡辺 実さんのコメントが冷静で的確であり、凄く分かりやすい説明と信憑性があるコメントだったので、見ていて良い意味で重たい番組になったかなと感じた。
・今回の番組を見て、何を伝えたかったのか、どういう方向性で制作されたのかが良く分からなかった。浜岡原発に対する県民の関心が非常に高いと思うので、今回もう少し浜岡原発の課題に焦点を絞った方が良かったのかなと思う。
・東日本大震災から5年が経過した福島の復興の状況と課題を住民目線、そして行政の目線を入れて多角的にレポートしていた。原発再稼動については、世論が二分しているが、抑制のきいたバランスのとれた報道内容だったと思う。
・この番組を見て被災規模の大きさ、あるいは復興の道のりの困難さ、課題の多さを改めて感じた。番組の企画構成は、特に原発災害の大きさ・問題・課題の深さ、何を学び、何をしていくべきかということに絞って、分かりやすく作ってあった。非常に価値の高い番組だったと感心した。
・東日本大震災5年後という事で、色々な点を取上げていてバランスの良い番組だった。大変感心したのは、浜岡原発を真正面から取上げていた事だ。原発問題は大変センシティブな部分があるが、それをしっかり切り込んでいた所が評価できる点だったと思う。





意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:平成28年4月14日(木)

②自社制作番組「ふれあい・てれび」
放送日:平成28年5月1日(日)午前6時00分~6時15分(予定)

③自社ホームページに掲載
URL http://www.tv-sdt.co.jp/

④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地

2016年04月13日

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