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毎週火曜日 夜9:54放送「the NEXT ステキなあしたへ」



人口流出や少子高齢化、地域間格差など、いま地方が抱える課題は、静岡県も例外ではありません。
私たちが暮らす地元を元気にし、未来に向けて活性化させるためのヒントは・・・。
番組のキーワードは「NEXT」。
地域に密着し、各地域から静岡県全体を盛り上げ、活力あふれた地域社会を応援する番組です。


【ナレーター】バッキー木場


※放送内容・放送時間は、予告なく変更になる場合がございます。

2019年01月22日

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2018/11/6(火)夜10時54分放送「#123〜とよおか採れたて元気村〜」

『とよおか採れたて元気村』

田園風景ひろがる磐田市豊岡地区。秋から冬にかけて、ある特産品が収穫の最盛期を迎えている。磐田市が日本一の産地「海老芋」だ。

京野菜として知られる海老芋は、磐田市が日本一の産地。上質な海老芋は、多くが関西方面に出荷されているが一部は地元にも。

「とよおか採れたて元気村」。
ここには、文字通り、「採れたての」新鮮野菜が集まる。

(元気村・鈴木信子さん)
「豊岡で生産、加工さた地場産品にこだわって、商品を販売しています。物を売るだけではなく、お客様に、見て・触れて・味わっていただいて、消費者の声と、生産者の思いを深めていくふれあいの場でもあるんです。」

『採れたて元気村』は、磐田市が出資する第三セクター。地元の新鮮な農産物の販売と、地域の活性化を目指し、1998年に設立。ことしオープン20年。今では300人を超える生産者と提携、年間30万人が利用する人気の施設だ。さらに、この人気を支えるものには、もう一つ大きな訳がある。

(鈴木さん)
「元気村は創設時から高齢生産者の生きがい対策の側面もありました。少量の物でも販売することによって高齢者の生きがいとなり、元気村の発展にもつながったと思います。」

海老芋農家、伊藤さんの父親もそんな高齢者の一人だった。
「親父はオープンからのメンバーで、今年87歳で亡くなりましたが、最期までここで出荷させていただきました。やっぱり作ったものを売るところがあるっていうのは、自分もそうですが、張り合いがあります。」

成人式を迎えた元気村のNEXTとは…

(鈴木さん)
「私たちはここにあるものを自信をもってお届けします。美味しいものを見ていると楽しくなるんです。私たちが楽しければ絶対に伝わる!こんな思いで頑張っています!」

★ホームページ:http://www.toyooka-genkimura.co.jp/

2018年11月06日

2018/10/30(火)夜9時54分放送「#122〜ちゃまり場〜」

『ちゃまり場』

掛川市東山地区。世界農業遺産にも選ばれた茶草場農法が盛んな地域だ。
これにより里山の生物多様性が維持でき、今では絶滅危惧種にもなっている秋の七草の自生を見ることもできる場所。

「茶草場農法を実践しているこの場所から発信することに意味があると思ったんです。」

森川さんは東京からこの地に会社を移し、お茶に関するある商品を手掛けている…

「このチャバコというお茶です。このチャバコの中には、スティックに入った粉末のお茶が入っています。」

見た目はタバコの箱に似せた奇抜なデザイン中には、掛川茶の粉末を入れたスティックが入っている。でも、なぜこの商品を手掛けたのか? 
海外でお茶を紹介したとき、お茶への関心は高かったものの、静岡については知らない外国人がほとんどだった。

「悲しかったですね。もっともっと静岡でお茶が作られていることをたくさんの人に知ってもらいたいと思いました。」

そこで外国人の目にも留まりやすく、お土産感覚で買えるチャバコを作った。お茶は地元掛川取れた良質なお茶を使用している。

「この周辺もそうなんですけど、お茶農家や茶畑面積が減少している現実があるので、こういったものをきっかけにお茶産業を盛り上げていきたい。」

さらに今年8月には会社の一階に「ちゃまり場」をオープン。外にはお茶の木を使ったガーデン、室内には廃材になった茶箱やお茶の枝をアレンジしたアイテム、チャバコを販売するレトロなショーケースや自動販売機が置かれている。

「地元の人はもちろん県外の方、国外の方すべてのお茶を愛する人のたまり場になれば。」

お茶を愛する森川さんのNEXTとは。

「茶草場農法が残るこの場所から、今後も色んな形でお茶を発信していって、次世代につなげていきたいと思っています。」

★ホームページ:http://www.showtime-j.com/

2018年10月30日

2018/10/23(火)夜9時54分放送「#121〜静岡・玉川きこり社〜」

『静岡・玉川きこり社』

緑豊かな静岡市玉川地区。静岡駅から車で30分ほどで行けるのどかな山村。

「この場所の魅力を伝えるために、仲間と一緒に玉川きこり社を立ち上げました」

玉川きこり社は伐採などを行う林業部門と、この地域や木に関するプロモーションを行うデザイン部門が一緒になった会社だ。

「この場所には大きな自然があるんですけど、季節の廻りと共に生きる人達がいて、都市には中々感じられない自然と共生する暮らしがあると思います」

原田さやかさんは、静岡の出版社でカメラマンとして働いている時玉川地区を取材する機会があった。

「玉川の奥仙俣という地域に住むおばあちゃんと出会いまして、そのおばあちゃんが自然と共生する暮らしを実践している方で、その暮らしがすごく美しくってそれを伝えたいと思ましたし、私もその暮らしがしたいなって。」

仕事の傍ら「安倍奥の会」を立ち上げ玉川の魅力を伝える新聞を発行したり、イベントを行い地域の方との交流を深めていった。

「玉川って見渡す限り山なんですけど、そこにはたくさんの木が生えていて、そういった木をと皆さんにぜひ活用していただきたいなと。きこりツアーというのをやっていまして、実際にこれから家を建てる方と一緒に山に行って、自分の家に使う木をご自身で切って頂くということを企画したりもしていて、山のことを感じて頂きながら木のお家で暮らして頂きたいなと思います」

そんな原田さんが目指すネクストとは…
「こちらが今度家を建てる建設予定地です。ここで私自身が自然と共生する暮らしを実践して、その暮らしの魅力だったり、玉川の文化であったり、自然の中での子育てだったりを皆さんに伝えていけたらいいなと思っています。」

★ホームページ:http://www.kicorisha.com/

2018年10月23日

2018/10/16(火)夜9時54分放送「#120〜JA掛川市女性部〜」

『JA掛川市女性部』

先月、掛川城からすぐ近くの広場でママたちに嬉しいイベントが開催された。

子ども服やハンドメイドの出店などが並ぶ「フリーマルシェ」。お店を出すのも、買うのもママさんたち。主催は、JA掛川市女性部の皆さん。今回で2回目となる一大イベントだ。

女性部部長堀内さん
「女性部の活動を知ってもらうのが一番、あとは、子育て世代を応援してみんなで一緒に作り上げよう。活動を知ってもらったりできるのはやっぱりこういう形がいいんじゃないかということでみんなの意見を聞いてこういう形になりました。」

JA掛川市女性部は、「一人ではできないこと」も、「皆が集まればできる」をモットーに朝市や料理教室などを開催。地元のママさんたちを支えてきた。

しかし…
「私のあとで入った人ほとんどいません。もう20年。縮小されて人が減って、若い子も入らない。それでは掛川市の女性部が無くなってしまうのでは…」

起死回生のイベントとして行ったのが「フリーマルシェ」。「子育て世代を応援!」をテーマにしたこのイベントは大盛況!1000人以上の人で賑わいをみせた。

「本当に誰も来なかったらどうしよう。こんなにいっぱい持ってきたのに売れなかったらどうしようって、でもすごい盛況だったです。みんなこんなに人が集まるなんて思わなかったって、喜んでくれました。」

第1回目のイベントを見て、若いママさんが女性部に加入。

(女性部に加入した鈴木さん)
「最高に楽しいですね。お母さんとかおばあさんの年代の方ばかりなんですけど、みんな人生の話もしてくれますし、もう良いこと尽くめで。」

若い世代も加わり、明るい未来が広がる女性部。

(堀内さん)
「若い世代の活動も知りたい。若いママさんと、ばあば世代、一緒になって色んな活動がこれからできたらいいなと、土台にしていきたいなと思います。」

2018年10月16日

2018/10/9(火)夜10時54分放送「#119〜昭和レインボー〜」

『昭和レインボー』

沼津市の新仲見世仲商店街にある新しくて古いお店、「昭和レインボー」。ノスタルジックな雰囲気が漂う店内にはカラフルな駄菓子や玩具。壁一面には、特撮フィギュアやアイドルのブロマイドが、ところ狭しと並ぶ。

店主の田中剛さん
「昨年の12月にオープン。幼稚園のお子様から大体70、80歳のおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広くお店に来てくださっています。」

元々は、沼津の茶農家だった田中さん。42歳のときに、念願だった特撮ドラマ関係の仕事で東京に。転機が訪れたのは、久しぶりに帰省したときのことだった。

「7、8年ぶりに帰って来たんですけど、『えっ!?』という感じですね。もっと昔は前へ進むのにも人込みをかき分けて進んだ記憶があったんですけども、人が点々としかいないような寂しい状況になっていましたので、大変驚きました。自分には何かできることはあるのかなと。素朴に考えました。」

商店街を再び元気にしたい!沼津に戻り、盛り上げるために選んだのは、大好きだった少年時代の思い出。東京時代の仲間の助けもあり、お店はオープン。わずか数か月で名物スポットとなった。

商店街からの期待も高く、SNSにも多数のフォロワーが集まり、注目度が高まっている。

「夢は、この通りがまた人込みで賑やかになることですね。昭和レトロは癒し。昭和レトロで沼津を元気にします!」

2018年10月09日

2018/10/2(火)夜9時54分放送「#118〜キウイフルーツで掛川を活性化〜」

『キウイフルーツで掛川を活性化』

掛川市でキウイフルーツ農園を営む平野正俊さん。およそ10ヘクタールもの広大な農園で、80種類ものキウイを栽培している。茶農家に育った平野さんが、はじめてキウイに出会ったのは、20代のころ。

「アメリカで農業経営の勉強をしていた時に、大学で新しく研究のために取り入れられていた果物、それがキウイフルーツだった。最初はジャガイモに毛がはえている印象で、とても果物とは思えなかったです。ところが、カットしてみると色鮮やか、食べてみるとまた驚き、本当に爽やか。これは今までにない果物だと思いました」

42年前、ティースプーン一杯のタネをもって帰国し地元掛川で栽培をスタート。

「キウイはタネでまいて、最初になるのに、8年かかるんですね。最初は、ひとつとかふたつが徐々に増えていって、17年くらいがピークになって生産体制が整うようになってきます」

長い年月をかけ80品種まで増やした。中には、平野さんが生み出したオリジナルのキウイも多い。

「特徴的なキウイ、それをお届けするには、直接、利用する人たちと繋がることが大切だと思いました」。

出荷販売を目的とした生産農園をやめ、体験学習型の農園をオープン。来園者は、キウイがたわわに実る木の下で、完熟キウイを食べることができる。

「農園というのは様々な魅力があります。自然に支えられています。その自然も含めた、農村農業の環境をお伝えするということでスタートしました」

ふるさと掛川で、平野さんが目指す先は…。
「このような活動が、掛川にとって交流人口の拡大や観光の振興であるだとかそういうことに多いに繋げていきたい。そういうふうに考えています」。

★キウイフルーツ・カントリーJAPANホームページ:http://www.kiwicountry.jp/

2018年10月02日

2018/9/18(火)夜10時54分放送「#117〜農村風景を守り次世代へ〜」

『農村風景を守り次世代へ』

のどかな田園風景が広がる、掛川市山崎。ここに「田園空間博物館 とうもんの里」がある。

とうもんの会・名倉光子さん
「『とうもん』というのは、漢字で書くと稲面て書いて「とうも」、あるいは田面て書いて「たおも」。ずっと田んぼがつながっている所をこの地方では「とうもん」って言ったりする。この風景はここに住む人にとっては原風景。この風景を守るためには、やっぱり田んぼを作ってくれる人がいないと守れないよなっていうのが私達の活動の原点。」

「とうもんの里」を運営するのは、地元農家の方々35人が集まる「とうもんの会」。

「この緑の風景って、やっぱり宝物だと思うんですね。この宝物をなんとかして次世代に残したい。そのために色々な活動をしています。農業体験、それから食加工体験では、豆腐作り味噌作り、あるいは自然観測、ウォーキングであったりというようなこともやっています。」

週末に行われる「朝採り市」は、掛川・袋井・磐田の農家が、収穫したばかりの農産物を出荷。毎回、大盛況。毎年9月には、新米祭りが開催される。新米の食べ比べやカカシコンテストなど新米の収穫に感謝するイベントが盛りだくさんだ。

また、農村の楽しさを子供達に伝える静大生主催のイベントも行われている。

「とうもんの里が子供達のフィールドになってくれることで、とうもんの風を感じて、この風を欲しいと思ったら、この農村の風景、あるいは、農業を守る。っていうことに繋がると思っています。」

「農村や農業のよさをいろんなツールを発信し続けていきたい。そんな風に思っています。」ふるさとの良さを次世代へとつなぐ。

★ホームページ:http://toumon-s.jp/

2018年09月18日

2018/9/11(火)夜11時24分放送「#116〜みやまの鐘プロジェクト〜」

『みやまの鐘プロジェクト』

「天狗焼きと言って、奥山地域に天狗伝説がありまして、それにちなんで新しい味の試作中。この天狗焼きで地域活性に繋げれたらなと思います。」

かつてこの町は、多くの人で賑っていた。もう一度、子供たちの声が聞こえる活気ある町へ・・。そんな思いから、地域おこしのプロジェクトが始まった。
臨済宗・方広寺派の大本山、方広寺を中心に広がる浜松市・奥山地区。
この地域に結成された「みやまの鐘プロジェクト」。
様々な活動を通し、街に活気を与えている。プロジェクトを立ち上げた仲田伸吾さん。きっかけは、幼いころの思い出だったという。

「大晦日に方広寺で除夜の鐘を突くんですけど、その日だけは夜更かししてもいい日で、友達の家に泊まって夜通し遊んでましたね。」

時は流れ、除夜の鐘を打ちに来る子供たちは激減。変わりゆく町の姿に、仲田さんはショックを受けた。
楽しい思い出を今の子供たちに…。大晦日には参道に灯篭を灯し、突きたての餅をふるまって、奥山の地に人を集めた。

「各イベントに出店して、奥山にこういう天狗焼きがあるという事で、みんなに奥山の事を知ってもらいたい」

かつての賑やかな奥山へ。
みやまの鐘プロジェクト、その先に見据える、NEXTとは。

「奥山出身の人だけで、方広寺のお祭りとか、大勢の人が集まって除夜の鐘を突くのが、よなか中打ってるような、そのぐらいの町にして行きたい」

方広寺の参道が、再び人で埋め尽くされる日を夢見て・・。

★ホームページ:http://www.miyama-kane.com/

2018年09月11日

2018/9/4(火)夜9時54分放送「#115〜浜松ほうきプロジェクト〜」

『浜松ほうきプロジェクト』

古くから日本の家庭に欠かせない日用品、ほうき。浜松の風景を描いた、東海道五十三次。そこには、ほうきを持つ女性の姿もあった。浮世絵に描かれた古来のほうきを再現しようという、あるプロジェクトが動いていた。

浜松市内の掃除用具メーカー、アズマ工業。
最新の掃除用品が次々と開発される中、あえて伝統のほうき作りに力を入れる、伊東真人さん。

「こちらはほうきの原料でホウキモロコシと言います。現在国内では非常に珍しいものになっています。」

かつて浜松でも、ほうき用に栽培されていたホウキモロコシ。時代と共に徐々に忘れ去られていったという。伝統のほうき復活へ・・。3年前にスタートしたプロジェクト。実はそこに、地域を活性化させるある狙いがあった。

「使われなくなってしまった遊休農地を畑に再生することで、地元農業の活性化に繋がっています」

4年目の夏、今年もホウキモロコシの収穫が行われた。

「1年目、2年目とコツを試行錯誤しながらコツを掴んできたといいますか。やっぱほうきとして掃き心地がいい」

荒廃していた遊休農地を土づくりから再生。ようやく育ったホウキモロコシは、先端部分だけがほうきとして使われる為、1本のほうきを作るのに、80本ものホウキモロコシが必要になるという。農地を再生し、伝統のほうきを再現する。プロジェクトに懸ける、未来とは・・。

「ものづくりのまち浜松において、丁寧に手作りで作られたほうきの魅力を全国の皆様に知っていただけるような活動を、浜松から発信していけたらなと考えております。」

ものづくりの街が生んだほうき。長い年月を経て、いま、よみがえる。

★ホームページ:http://www.tokaidohouki-project.com/

2018年09月04日

2018/8/28(火)夜9時54分放送「#114〜ふじえだフェルム〜」

『ふじえだフェルム』

藤枝市滝沢(たきさわ)、椿山(つばきやま)の頂上付近、この山の中の畑で育てられているのが…「藤枝産のカシス」だ。

生産者は「ふじえだフェルム代表」青木 誠悟(あおき せいご)さん。静岡大学農学部と連携して始まった「藤枝カシスプロジェクト」。青木さんは4年前からカシス栽培を始め、現在およそ700本の木を育てている。

「カシスは、ブルーベリーに似た爽やかな酸味が特徴の果実で、ビタミンCも豊富で女性に非常に人気のある果実になっています。ここ静岡では、紫色の実が6月頃に生ります。」

6月下旬、色づきのいい1センチ程の実を選んで一粒ずつ手作業で収穫。毎年量を増やし今年は、およそ100キロのカシスを収穫。このカシスは、地元の酒蔵「志太泉酒造」で日本酒に漬け込み「カシス酒」に加工される。

「地元の酒米と、お水で出来た日本酒に藤枝産のカシスを漬け込んでオールで出来たカシス酒『姫のみ』です。カシスの味わいにスッキリした日本酒が合さり上品な味が特徴です。ルビーの様に輝くお酒です。」

「毎年、このお酒を楽しみにして下さっている方がいらっしゃり、とてもうれしいです。今年はカシスの実も非常にいい出来でしたので完成がとても楽しみです。」

さらに、地元、藤枝のジャム工房がカシス酒に使われた実をカシスのリキュールジャムに加工されている。

「近い将来、藤枝を日本一のカシスの産地とし藤枝と言ったら『カシス』、と言う風になっていけるように頑張って行きたいと思っています。」

2018年08月28日

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