16日(土)に行われた清水エスパルスvs横浜F・マリノスの一戦。J発足時からしのぎを削ってきた両者という事もあり、オリジナル10同士のプライドが前面にぶつかったゲームは熱を帯びていました。また夏休み終盤のアイスタは今季最多の入場者数を更新!激しい雨にも負けないオレンジサポーターの熱い声援も響きましたが結果は黒星。1-3という悔しいゲームに終わりました。
さて個人的にものすごく楽しみにしている選手が居ます。それが先月、浦和レッズから完全移籍でエスパルスに合流したFW髙橋利樹選手(27)です!25節の広島戦に続き、この試合もワントップでスタメン出場。武器である高さとフィジカルを活かし、ヘディングシュートを放つなど可能性のあるプレーを見せてくれました!
そんな髙橋選手と先週の練習取材で少しお話させていただきました。「秋葉監督のサッカーは自分の色を出しやすいスタイルだと思っていた」。中々出場機会に恵まれなかった浦和時代の悔しさを力に変え戦いたいと決意を新たにした髙橋選手。「ギラギラとした熱量。体を張り泥臭く戦う姿勢は今までに無い特徴」と秋葉監督も期待を寄せています。そして取材を通じ感じたのは髙橋選手が早くもチームに馴染んでいるという事です。その隣には、DFの住吉ジェラニレショーン選手(27)の姿が常にありました。というのも、2人は国士舘大学の同級生!大学1年生の頃から同じカテゴリーで過ごし互いの良さも理解しながらプレーが出来ているそうです。「彼は何でもできるFW。何より、前線から献身的に守備をしてくれる気の利くプレーヤーです」と住吉選手。高校、大学の友人とプロの世界で同じチームになるのは初めての経験だそうで「利樹(髙橋選手)の加入はすごく嬉しかったです」と微笑ましい光景も見られました!
J1リーグも残り3分の1と試合数も少なくなってきました。ここからどう勝ち点3を積み上位を狙っていくのか。エスパルスの熱戦に期待です。
須藤 駿介