【各地の桜は…】「桜開花」発表から1週間…「寒の戻り」から一転し春陽気の各地で開花進むも満開は?(静岡)
前日までの肌寒さから一転。2日の静岡県内は穏やかな日差しが差し込み、最高気温は静岡で21.0度、三島で22、1度、浜松で21.5度など、この時季らしい温かさとなりました。
静岡市の駿府城公園では、春らしい服装の人が多く見られましたが…。そんな中、気になるのは‟桜”の開花状況です。
先週3月26日、静岡地方気象台は、平年より2日遅く桜の「開花」を発表。1週間ほどで満開になりそうとのことでしたが…。
発表からちょうど一週間が経った4月2日。駿府城公園の桜は―。
(澤井 志帆 キャスター)
「『静岡まつり』の準備が着々と進んでいる駿府城公園です。こちらでは、満開に近い桜もあり、青空とのコントラストがとても綺麗です」
公園内には、満開に近い桜を前にカメラを構えたり、ゆっくりとお花見を楽しむ人の姿が見られました。家族でお花見に来たという人は…。
(お花見をする人)
「きょうの目的はお花見。お花見で孫たちを連れて。桜も綺麗に咲いたから」「花が咲入れるところと咲いてないところがあるけど、綺麗」
また、新年度ならではのこんな光景も。
(新1年生)
Q.ランドセル背負ってますけど、いま何歳?
「6歳」
Q.ということは?
「1年生です」
Q.新1年生ですね。
Q.なんでランドセル背負ってるの?
「桜と一緒に写真を撮ろうと思ったから」
(保護者)
「桜の写真撮りたいと話していた、駿府城公園、綺麗に咲いてると教えてもらったので、晴れてきたからちょうどいいなと思って遊びにきた」
静岡地方気象台によると、ソメイヨシノの標本木は現在7分咲きで、「まだ満開とは言えない」ということでしたが、数日のうちに「満開」の発表ができるかもしれないということです。
一方、富士山と桜を同時に眺めることができる人気のスポットも見頃を迎えていました。
(遠藤 大空 カメラマン)
「こちらは富士市の龍厳淵です。本来なら、富士山と桜を同時に見られる絶景スポットですが、きょうは雲で隠れてしまっています」
潤井川の川沿いに約250メートルに渡ってソメイヨシノが植えられていますが、今、満開に。
2日は、あいにく雲に覆われ、富士山と桜の美しい2ショットを見ることはできませんでしたが、満開の桜を一目見ようと、多くの観光客が訪れていました。岐阜から訪れたというこの観光客は…。
(観光客)
「桜咲いているのが見られてよかったです」「さっき(富士山の)頭が少し見えて、見えてよかったです」
そして、現在「さくらまつり」が行われている袋井市の「法多山尊永寺」でも、敷地内に植えられた約200本のソメイヨシノなどが見頃に。満開の桜とともに名物の「厄除だんご」を楽しむ人の姿も…。
(お花見をする人)
「ピンクがきれい」「いつもよりおいしい」
(お花見をする人)
「とても綺麗ですね」「ちょうど満開だね」「おだんごもおいしいです」
「さくらまつり」は、6日・日曜日まで開催しているということです。
そして、お花見の盛り上がりはここでも。浜松市中央区にある佐鳴湖の駐車場は、桜を見に来た人たちの車でほぼ満車に。公園では綺麗に咲き誇った桜の木の下で、ピクニックを楽しむ人の姿が見られました。
(ピクニックをする人)
「満開でよかったです、もっと散っちゃってるかと思ってたので」「お酒もおいしいし、ごはんもおいしいし最高です」
静岡県内の桜は、新年度の始まりに合わせたかのように、各地で見頃を迎えています。