シーズン移行に伴い開催された特別大会「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」。週末にプレーオフラウンド第2戦が行われ、私は藤枝MYFC対愛媛FCの一戦を公式映像で実況させていただきました。ともにハイプレスかつ攻撃的にボールを動かすスタイルで、立ち上がりから激しい攻防が展開されました。前半37分に岡澤昂星選手のミドルシュートがネットを揺らして藤枝が先制すると、その1点を最後まで守り切り藤枝に軍配。ホームゲームでは約3か月ぶりの勝利を飾り、百年構想リーグは40チーム中19位でフィニッシュしました。
槙野智章監督が就任し、高い注目を集めている藤枝MYFC。普段の練習からとにかく走り込み、選手たちが倒れるほどのきつさです。これほど選手を追い込むプロチームはあまり見たことがなく、衝撃を覚えるほどでした。しかし、強度にこだわり続けるスタイルは確実にチームへ浸透。「70分以降のスプリントの質が向上している」と監督自身も手応えを語るなか、新シーズンへ向けては「まだまだ課題だらけです」と先を見据えています。どのような変貌を遂げるのか、8月の新シーズン開幕が今から待ち遠しいです。
そして7日には、静岡県高校総体サッカーの決勝が行われました。創部以来初の連覇を目指す堅守の浜松開誠館と、王座奪還を狙う技巧派の静岡学園が熱戦を繰り広げました。前半はスコアレスで折り返すと、後半3分に静岡学園の小田切颯佑選手(3年)が左サイドの角度のないFKから直接ネットを揺らし先制。さらに得点を重ね2点差に広げました。諦めない浜松開誠館は後半20分、途中出場の小川煌斗選手(2年)が自ら運びペナルティーエリアの外から技ありシュートで1点を返しましたが、反撃はここまで。2対1で逃げ切った静岡学園が2年ぶり10回目の優勝を果たし、全国へ挑みます。チームをまとめたキャプテンの足立羽琉選手(3年)は「ここで終わりじゃなく、全国で優勝しなければ意味がない」と話し、夏のインターハイ初優勝へさらなる飛躍を誓いました。KICK OFF! SHIZUOKAでは夏のサッカーも全力で盛り上げていきます!
須藤 駿介

