五輪延期 県内にも波紋

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静岡2020.03.25 22:13

オリンピックとパラリンピックの開催が1年程度延期することが決まり、競技会場や事前合宿が行われる県内も、多くの場所で影響が出そうだ。

3月24日夜、IOCが全会一致で承認した東京オリンピック・パラリンピックの延期。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け大会を1年程度延期することで合意した。

これを受けて川勝知事は「インフラ整備は時間的には余裕ができた、再点検をしながら安心して人々がアクセスできるようにする必要がある」と話した。

県内では小山町の富士スピードウェイや伊豆市の伊豆ベロドロームなどが自転車競技の会場になっていて大きな影響が出そうだ。

そのうちトラックレースやマウンテンバイクの会場となっている伊豆市では、駅に設置されていたカウントダウンボードの日数表示をけさからやめることに。

延期決定について地元の住民たちは「仕方がない」と理解を示していた。

競技会場になるサイクルスポーツセンターでは、施設は設備工事のため去年10月から全ての営業を休止しているが、延期により休園期間の延長を余儀なくされた。

さらに、影響は事前合宿にも広がりそうだ。

モンゴルのホストタウンである焼津市ではパラリンピック出場を目指す陸上選手たちが練習していた。

この選手たちは3月11日に帰国する予定だったが新型コロナの影響で帰れない状況が続いている。

こうした中で決まった大会の延期。焼津市では残された選手をサポートするとともに今後の合宿予定などを再調整する必要があると話す。

延期という初めての事態に県内でも手探り状態での対応が続きそうだ。