【新型コロナ】新規感染者 静岡県内で516人 浜松市では過去最多 下田市では3回目接種前倒しも

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静岡 2022.01.14 20:43

静岡県内では新型コロナの新規感染者が急速に増えている。14日、新たに516人の感染が確認され、浜松市では過去最多となった。

14日、静岡県内では浜松市で168人、静岡市で64人、沼津市で43人、磐田市で41人、湖西市で25人、三島市で19人など合わせて516人が新型コロナウイルスに感染したと発表された。13日 発表の感染者数から約1.4倍になっている。

県内では14日、新たに4件のクラスターが発生したと発表されました。このうち、藤枝市では知人や友人と会食をした6人の感染が確認されクラスタ―となった。

また、部活動でのクラスタ―が相次ぎ、三島市の2つの学校ではそれぞれ生徒5人の感染が確認されたほか、静岡市でも生徒6人への感染が確認されクラスタ―となった。

県によると、13日までの1週間の感染者1112人のうち、オミクロン株の可能性の高い患者が86.5%に上るという。

浜松市の感染者は168人で、過去最多となった。市が発表した感染者の約8割が30歳代以下で、66人は陽性者との接触はなく市中感染が起きている可能性が高いという。

浜松市の自動車メーカースズキは1月6日から13日までに、従業員53人が感染したと発表した。内訳は湖西工場で26人、浜松工場で9人など6つの工場や事業所に及んでいる。工場の稼働への影響はないという。

県内の医療体制については14日 正午時点で、新型コロナの入院患者は、13日より13人増えて48人。病床使用率は西部1.6%、中部5.7%、東部16.1%、県全体では11.2%となっている。重症者は1人で自宅療養者は985人。

デルタ株が流行した去年夏の第5波と比べてもオミクロン株が猛威をふるい、感染者の増加スピードが上がっている第6波。県内の感染者数は12日から13日は約1.8倍、13日から14日は約1.4倍に。クラスターも相次ぐ中、県は今後の感染拡大をどうみているのか?

(県健康福祉部 後藤 幹生 参事)
「家族から学校、会社に広がってきているので、まだまだ感染者が増えると考えています」
(Q県内の過去最多は8月に600人台だったと思うが、それを超えることも?)
「単純に今の増えるスピードをみていると、来週火曜・水曜くらいから1000人を超えてくるのではないかとおおまかに考えています」

感染者が増え、緊急事態宣言を国に発出を要請する可能性はあるのか?14日の感染者数は前回、緊急事態宣言が発出された8月20日の620人に近づいているが、病床使用率を比較すると非常に低くなっている。

(県健康福祉部 後藤 幹生 参事)
(Q緊急事態宣言要請は?)
「医療がひっ迫しているという条件が必要。消防や警察、物流などのエッセンシャルワーカーの会社が欠席多数になってしまう、そこで回らなくなると社会全体が回らなくなるので、そういう兆しがあれば、何らかのまん延防止や緊急事態の制限をかける必要がおきてくる可能性はある」

県は「社会活動の維持ができなくなり、命や健康の危機が起こりうる。社会を守るために感染対策をしてほしい」と呼びかけている。

一方、下田市では新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大を受け、3回目のワクチン接種を前倒しし、14日からスタートした。

下田市では、当初、3回目の接種を2月2日から予定していたが、医療機関の協力を受けて2週間以上前倒しした。対象となるのは2回目の接種からおおむね8か月が経過した18歳以上の市民で、この病院では7人が接種を受けた。

(接種を受けた医師)
「まだ(3回目接種は)始まっていないところもあるので、早く打てることは安心にもつながるのでありがたいと思う」