この年末年始に行われる選手権全国大会。襲い掛かるようなハイプレスと攻撃的なスタイルが武器の静岡県代表、浜松開誠館高校の歴史を少しだけ振り返ります。
天下人・徳川家康が築城した浜松城が教室から見える浜松開誠館。1924年、誠心高等女学校として創立し1998年に浜松開誠館中学・高等学校として男女共学となりました。ユニフォームのエンジ色は誠心高等女学院時代からスクールカラーとして継承されてきた学校を象徴する色でもあります。その後、2002年に中学サッカー部が発足しその3年後に高校サッカー部が創部。浜松市出身で清水商業時代には選手権全国制覇の経験もある青嶋文明監督が初代監督として就任し、サッカーコート一面分しかなかった土のグラウンドに、夜でも練習ができるようにと照明とネットをつけ選手が成長できる環境を1から築いてきたのです。
ガツガツ戦える浜松ならではの地域性を大切に、フィジカルの強さとプレー強度の高いスタイルを全面に走り続けて来た青嶋監督。年々変化するサッカースタイルに適応しつつ、入部してくる選手の特徴を活かしたサッカーで今年は創部初の県大会夏冬2冠を達成しました。
そんなチームの中心は左足の強烈シュートが武器のキャプテン川合亜門選手(3年)。浜松開誠館中から非凡な才能を発揮し中学3年時、高校トップチームのプリンスリーグ東海の公式戦に飛び級で出場し得点もマーク。さらに、全国中学校サッカー大会では当時もキャプテンとして日本一に導きました。「家族同様のチームに、結果で恩返しがしたい」と決意を語るキャプテンがチームを引っ張ります。
「闘う、走る、粘る」のチームの3原則を全うし「見た事の無い景色を見に行こう」をモットーに戦う浜松開誠館は、夢の国立で戦う権利が得られるベスト4以上を狙います。その初戦の相手は大会唯一の初出場校、長崎県代表・九州文化学園高校と対戦。Daiichi-TVでは実況生中継でお送りしますので29日(月)午後2時5分からぜひご覧ください!
須藤 駿介

