
池田 祐一郎
IKEDA YUICHIRO
キャリア職入社
技術局技術部
2025年入社
前職では制作技術職として約10年間、スポーツや音楽番組を中心にスタジオ・中継・伝送業務を幅広く担当し、多くの現場でVEを務めてきました。大型中継や国際大会、設備更新にも携わり、様々な場面で求められる判断力や、効率化と安全性を両立したシステム設計を経験してきました。こうした現場視点の技術を、より地元に近い放送局で生かしたいと考え転職を決意しました。Daiichi-TVは新しい設備導入を積極的に行っており、現場を理解した技術者として即戦力で貢献できる環境だと感じ、入社を決めました。

現在の業務では、自分が導入に携わった機器や、責任者としてプランニングした番組が、安定した放送やスムーズな制作につながっていると実感できることにやりがいを感じます。現場や制作側の意図を踏まえながら技術面で最適な形を組み立て、それが問題なく放送された時には、大きな達成感があります。今年は入社初年から高校サッカー選手権静岡県大会の総合TDを担当し、地元の高校が勝ち上がっていく姿を見守りながら、その映像を技術の立場で支え、全国へ送り出す役割を担えたことに、この仕事の意義を強く感じました。


今後は、制作技術に加えて技術部の別担務であるマスターや送信への理解も深め、制作から送出までを意識した多角的な視野で放送全体を支えていきたいと考えています。テレビ局が持つ技術力や機材力を生かし、静岡ならではのコンテンツや魅力を、より良い形で発信していくことが目標です。そのためにも、品質とコストのバランスを意識しながら、将来を見据えた機材導入や運用にも目を向け、持続可能な放送体制づくりに貢献していきたいです。


就職活動では、業界や職種の枠にとらわれず、自分がどんな環境で力を発揮したいのかを考えることが大切だと思います。
テレビ局の技術職は、カメラや音声だけでなく、現場から送出、開発に至るまで幅広い仕事があり、自分の興味を持てる分野を見つけられる環境です。
また、番組制作を支える裏方でありながら、自分の判断や工夫が映像として視聴者に届く点も魅力です。
Daiichi-TVでは、新卒・中途を問わず、それぞれの経験を生かして活躍できます。少しでも興味を持ったら、ぜひ自分の言葉で思いを伝えてみてください。
部署名・所属などは2025年12月現在のものです。