●其の壱 お月見の歴史 ●其の弐 片月見はダメ!? ●其の参 お団子を供える理由 ●其の四 お団子の数はいくつ? ●其の五 お団子以外のお供え物 ●其の六 ススキは捨てない!? ●其の七 なんで毎年日にちが変わるの? ●其の八 なぜ月にうさぎがいるのか ●其の九 月の名前あれこれ ●其の十 変わった風習
●其の壱 お月見の歴史
「月ではうさぎが餅をついている」というのは日本独自のもの。 しかしその元になった話は、次のようなインドの伝説に由来していると言われている。 昔、 うさぎとサルとキツネの信心を梵天帝釈という神様が試そうとし 老人に化けて供養を請うたところ、 サルは木の実を、キツネは魚を捕ってきた。 ところが、何も捕れるものがないうさぎは、自分を食べてくださいと火に飛び込んだ。 これを哀れみ、帝釈は月にうさぎの形を移し、人々に知らせたという。
日本語には、実にたくさんの月の呼び名がある。 中秋の名月を表すのは、待宵(まちよい)、三五(さんご)の月 、 満月は望(ぼう)、望月(もちづき)、天満月(あまみつき)、月の鏡、 冬の満月なら月天心(つきてんしん)。 その他、十六夜や十七夜、19日目の月には寝待ち月など・・・ 毎日形を変える月に、それぞれ名前が付いているのだ。
「お月見泥棒」ってご存知だろうか? 静岡県内でも少し前までは残っていたお月見イベントのひとつ。 飾られているお月見のお供え物を、この日に限って盗んでいいというもの。 子供たちは、竿のような長い棒の先に釘や針金をつけて、 お団子を盗んだのだそう。子供たちは月からの使者と考えらていた。 遠州地方ではいまでも「お月見くださ〜い」と声をかけて、 各家を回りお菓子をもらう風習が残っているらしい。 まるでハロウィン!?
この情報は2004年9月現在のものです。
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