我が家の食卓にも、季節の新鮮野菜をたっぷりと!!
その日に採れた新鮮な野菜やくだものが手に入る場所として、各地域で親しまれ続けている農畜産物直売所。最近ではファーマーズマーケットなどと呼ばれ、生産者の顔の見える流通、地産地消を担う場として、さらに注目が集まっているようだ。
豊かな風土を生かして、野菜や果物などいろんな作物が収穫される静岡には、どんな人気のファーマーズマーケットがあるのだろうか。
旬の野菜や果実など、静岡のおいしいものの情報を紹介しているわが静岡第一テレビの番組「ぐるっと静岡食紀行」、「しずおか歩記」の担当ディレクターに、県内でおすすめのファーマーズマーケットを尋ねてみた。いくつかあがった候補の中のひとつが、今回ご紹介するJA大井川ファーマーズマーケット「まんさいかん」だ。
県下でもトップクラスの規模を誇る「まんさいかん」は、藤枝駅と国道1号のほぼ中間、アクセスの良い立地にある。広い駐車スペースも好都合で、近郊からも足を伸ばすお客さんも多いそうだ。
その「まんさいかん」を初めて訪れてみて、まずその規模に驚いた。とにかく敷地も店舗も広い!それに来月でオープン1周年を迎える施設は、新しくて清潔感があふれる。
こちらでは、JA大井川管内の農家で生産された、新鮮で安全な農畜産物や加工品などが販売されている。
「まんさいかん」がいちばん活気あふれてにぎわうのは、午前中から昼過ぎにかけて。朝早くから出荷者によって持ち込まれる新鮮な農産物。それらを求めて客足は途絶えることがない。開店中も出荷者の入荷は続けられ、品物の補充は絶え間なく行われる。
「まんさいかん」におじゃましたのは、ようやくその慌しさが落ち着いてきた午後のこと。だが店内を見回すと、まだまだ品揃えは充実しているようだ。店長の矢澤一康さんによると、それでも午前中の盛況時から比べると少ないのだそうだが、夕方の買い物にも十分な品揃えだ。
出荷者は、農業生産を本業としている農家から、家族で食べる分ぐらいの農作物を作る小規模農家まで様々。基本的には、出荷者が自由に価格を決められるのがメリットのファーマーズマーケットだが、もちろん販売に偏りがないように、市場や品質に見合った価格設定の指導をしているとのこと。
品物には全て、生産者の名前が表示されたバーコードシールが貼られ管理されている。このシール、流通の管理面での利便性はもちろんのことだが、生産者がわかるということは、消費者としても安心だ。「この前食べた○○さんちの野菜が美味しかったから、また買ってみよう」などと、購入の目安にもなる。
それに生産者側にとっても、良い農作物を生産して、いかに売れるように工夫するかなどの意欲向上につながるのだという。
消費者側の立場として、気になるポイントのひとつは価格だろう。普段食材の買い物といえば、仕事帰りに遅い時間まで開いているスーパーがほとんどの私にとっては、「まんさいかん」の商品は「安い!」と感じた。それに目に見て歴然と感じるほど新鮮で、野菜が皆生き生きしている。
「スーパーの特売品と比べたら、ここは『高い』でしょうね。(笑)そんな声も聞かれますが、生産者の顔がわかる安全で新鮮な商品は、やはり多くのお客様に喜ばれています。買いやすい量や価格、その他の要望など、できるだけお客様の声も反映させて取り組んでいます。お客様に教えていただきながら、ようやくこの『まんさいかん』が『形』になってきたところでしょう。」と矢澤店長。
『食の安全・安心』についても取り組んでいる「まんさいかん」だが、出荷会員の中には、お茶やお米、トマト、チンゲンサイ、梨、みかんなど、エコファーマー(“土づくり・減化学肥料・減化学農薬”を実践し、認定を受けた農業者のこと)に認定されている農業者もいるという。それらの農産物に付いているエコファーマーのロゴマークによって、安全性もお墨付きだということがわかる。
この志田地区ではお米の生産が盛んだというが、「まんさいかん」では玄米を量り売りし、その場で精米処理をしてくれるサービス(無料)がある。新米が出回るこの時期、ますます新鮮で美味しいお米が手に入るというわけだ。
それからトマトも、施設園芸が盛んに行われてきたこの土地では豊富に生産されている。これからの時期はトマトの出荷が盛んになるとのこと。特に最近フルーツのような甘いトマトが、人気を集めているのだそう。
そんな季節の味を求めて、ぜひ「まんさいかん」へ足を伸ばしてみてはいかがだろう。新鮮野菜はそれだけで“ごちそう”になるはず!

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IMADOKIスタッフお手製、「まんさいかん」の野菜をたっぷり使ったおかず。(写真左)
調理した彼女いわく、
「野菜を切っただけで、そのみずみずしさからどれだけ新鮮かがわかる!」とのこと。
秋の味覚をたっぷり召し上がれ!! |
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