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特集「実りの秋、野菜を食べよう♪」

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和み料理と酒肴 うず
「うず」外観
住所: 静岡市葵区音羽町3-18
電話: 054-249-6262
営業時間: 17:00〜23:00 
定休日: 月曜・第一火曜
(祝日の場合は営業、翌日休み)
http://www.nagomi-uzu.net/

目指すは“野菜が美味しい”居酒屋!?元気をチャージできるお店!

個人的な話で恐縮だが、三十路も半ばを過ぎ「最近元気が出ないなぁ」とか「野菜が食べたいなぁ」と思うことが増えてきた。
そんな時や「どこか良いお店ない?」なんて他人様に聞かれたとき、私が必ず思い浮かべるお店がある。
京都の町家風の落ち着いたおしゃれな雰囲気も抜群だが、なんといっても料理がいい。彩りや盛り付けのセンスのよさもさることながら、野菜がとにかく美味しい!お酒が飲めるお店で、これほどまでに野菜を美味しく食べさせる店もそうそうないと、個人的に大ファンのお店だ。

モダンでオシャレな雰囲気のお店だが、女将さん曰く“自称、町の居酒屋”さん。それが静岡市内、市民の憩いの場である清水公園近く、音羽町の静かな住宅街の中にポツンとたたずむ「和み料理と酒肴 うず」。繁華街や、最近お洒落な街として人気急上昇の鷹匠界隈からも少し離れているが、ちょっと歩いてでも行く価値ありのお店だと思う。

“野菜の美味しい居酒屋”を目指しているというが、その目標に違わずメニューのどれを食べても裏切られることがない。
その日に入荷している食材を使用し、毎日書き換えられている手書きのメニューに“どこどこ産のなになに”なんて書かれているのを見ると、もうそれだけで嬉しくなってくる。
静岡特産の高級れんこんである「麻機れんこんの醤油焼き」や、京都から取り寄せた「丹波栗の渋皮揚げ」など、この時期にしかいただけない旬の味が楽しめるのも魅力のひとつだ。

メニュー表の中でも、特に気になるのが “芝川町のビオファーム松木さんちの有機野菜”と書かれたもの。
ひと目メニュー表を見れば、仕入れにはかなりのこだわりを持っていると思わせるメニューの中でも、松木さんの野菜たちは生産者の名前を前面に打ち出すほど、親方、吉村健哉さんも特に惚れ込んでいる食材だ。
お店を出すとき、修行時代お世話になった親方のおひとりに「これからの居酒屋は野菜を美味しく食べさせなきゃダメだ」と言われたという。
それもあってだろう、野菜の仕入れには特に気を配っていたというが、こんな野菜を使いたいという理想の野菜に出会えたのが、2年近く前、ある居酒屋さんでのこと。その場で仕入先を聞いてみると、それが松木さんの農園だった。

様々な食材に触れている厳しい職人の目で見ても「松木さんの野菜は本当に違う!」と親方。
そんな松木さんの野菜を使用したお料理の中で、私が特に好きなのが、「ごぼうの唐揚げ」と、「ゴロゴロ野菜のサラダ」だ。
仕入れによってメニューのラインナップは変わるが、あれば必ず注文する逸品だ。
ごぼうの唐揚げは、最初に見たときにはビックリした。
“ふっとい”ごぼうを乱切りにしたものが、そのまま、それもかなりの大きさで竜田揚げ風に揚げてある。
熱々を口に含むとゴリッと硬い。
よく噛まないと絶対に飲めこめない大きさだし、硬さなのだが、これが噛めば噛むほどにごぼうの甘さがジュワ〜ッ。口から鼻に抜ける香りは、香ばしさの中にちゃんと土の香り。
あぁ、これが本当の、本物の、“ごんぼうさん”なんだ!

「このサラダは、その日に入荷している松木さんの野菜を、とにかく全部入れようと思っているんです。普通は生では食べないようなものでも、食べられるなら生で入れてみたり、なるべく素材を活かすカタチで盛り込んでいます。」
というゴロゴロ野菜のサラダには、一体何種類の野菜が入っているのやら。
中身は日によって違うのだが、生のまま、焼いたもの、揚げたもの…それぞれの野菜を最も美味しさがひきたつ方法で調理したものが、その名の通り“ゴロゴロ”入っている。
野菜の甘み、苦味、旨み、香りがひと皿の中に集結。それぞれが力強く、個性的なのに、ちゃんとお皿の中でハーモニーを奏でている。
野菜の滋味って、こういうことをいうんだなぁ。
食べ進めるうちに、元気がどんどんチャージされていくのが分かる。笑顔が戻ってくるのを実感できるのだ。
味付けはにんにくの風味を効かせた塩と油だけのシンプルなもの。
「これが松木さんの野菜に対する究極の調理法だと思っています。」
と親方はおっしゃる。
他のメニューにも、できるだけ素材の旨みを活かそうという親方のココロを感じるのだが、特に松木さんの野菜を使ったメニューは、味付けの面では必要最低限しか手を加えていないようだ。
素材の美味しさ、出来に最大限の信用を寄せているからこそだと思うが、蒸したり、焼いたり、揚げたりする中で、その素材の長所を最大限に活かすのも、食材本来の良さはもちろんのこと、調理人の腕も問われるものだと私は思う。

「松木さんは彼の野菜を使う料理人側にも、有機野菜とか無農薬とか自然農法とかの理解を求められるから、勉強も欠かせません。
でも、ただの生産者ではなく、ご自身がメートル・ドテル(給仕長)として、料理を提供する側の経験も持っていらっしゃるので、こういう食材を使いたいという我々の考えも理解してもらえるんです。時々うちの店にも来ていただけるんですが、松本さんからこの野菜はこんな風に使って欲しいとリクエストされることもあるし、逆にこちらからこれは使いにくいとか、こういう野菜が欲しいとか、リクエストしたりもしますね。」

調理人と生産者としての枠を超えた交流が、また新しい挑戦を生み出し、新たな美味しさの発見につながっている。これはお客としても嬉しい限りだ。
オープンから早くも5周年。
週末には親子連れの姿も目立つお店は、着実にファン層を広げている。

着物姿で店内をクルクルと忙しく立ち回っているのは奥様の美加さん。ニッコリした笑顔が可愛らしい女性だ。ご主人である親方のことを「職人気質というのか、愛想がなくてごめんなさい(笑)。」なんておっしゃっていたが、そんなことはない。親方に野菜のことを伺うと、気持ちのこもった熱い言葉を、熱心に語ってくださった。
営業時間中にお邪魔したため、お忙しくてその思いの一部しか伺うことは出来なかったのが残念。でも、うずのお料理をいただけば、野菜本来の美味しさに、大地の恵みと、料理人と生産者の熱い気持ちも一緒にいただいていることを実感できるはず。
本当はいつまでも私の隠れ家にしておきたいお店だが(笑)、百聞は一見にしかず。ぜひ一度、美味しい野菜に出会いに出かけていただきたい。

丹波栗の渋皮揚げ、温冷ゴロゴロ野菜のサラダ、カボチャのオーブン焼きレモンバター風味
(手前から時計回りに) 丹波栗の渋皮揚げ、
温冷ゴロゴロ野菜のサラダ、カボチャのオーブン焼きレモンバター風味

渋皮揚げ以外の二品は芝川町ビオファーム松木さんの有機野菜のメニューより
(メニューは仕入れによって変わります)

「うず」店内
掘りごたつの座席とカウンターからなる店内は、
ゆったりとしたレイアウト。
木の建具や古い和ダンスなどが置かれ、
シックでモダンな和の空間は、なごめる。
麻機れんこんの醤油焼き
麻機れんこんの醤油焼き 780円
しゃきしゃきの食感と、香ばしい醤油の香り。
噛めば噛むほどに甘さが染み出てくる。
丹波栗の渋皮揚げ
丹波栗の渋皮揚げ 600円
栗をこんな風に料理するとはオドロキの美味しさ。外の渋皮はカリッカリ、中はホックホクの丹波産の高級グリは、パラリとふられた塩味が、また旨い!お酒のつまみにもピッタリ!
大浦ごぼうの唐揚げ
大浦ごぼうの唐揚げ 500円
ハフハフ言いながら熱々をかじりたい。こんなに厚いのに、ちゃんとしょうゆ味が染みている。
ごぼう本来の旨みも凝縮されている。
温冷ゴロゴロ野菜のサラダ
温冷ゴロゴロ野菜のサラダ 980円
シャキシャキ、ほくほく、カリカリ…色々な食感が味わえるのも楽しい。また色鮮やかなのが目にも楽しく、ウレシイ。
カボチャのオーブン焼き
カボチャのオーブン焼き 700円
レモンとバターの風味がまるでお菓子みたいなひと品。
ほっくりと甘いかぼちゃの魅力を堪能できる。
ふかしじゃがいも
ふかしじゃがいも 450円
キタムラサキとレッドムーンという2種類のジャガイモをシンプルに蒸し器で。ほんのりとバターの風味。塩と胡椒も必要最低限に。まったりしっとり、ほくほくで美味しい。
焼き玉ねぎ
焼き玉ねぎ 780円
黒オリーブとアンチョビの独創的なソースでいただく玉ねぎは、まずその甘みにビックリ。ツンとした辛味もそのまま玉ねぎの魅力!
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CAKRA(チャクラ)
「チャクラ」外観
住所: 駿東郡清水町中徳倉7-12
電話: 055-933-1811
営業時間:
 昼 11:30〜14:00(OS13:45)
 夜 18:00〜21:00(OS20:30)
定休日: 日曜夜・月曜・火曜
*ただし、現在変則営業中のためHPか直接お電話でご確認を。
http://cakra.comi.in/

ここから始めるスローライフ、“はじめの一歩”にして欲しい!!

肉も魚も、卵も一切使わない、かなり本格的なベジタリアン料理だと聞いていたので、どんな方が経営されているんだろうと、内心ドキドキしながらお店を訪れた。
ギスギスに痩せた神経質そうなご年配の女性(ごめんなさい、勝手なイメージです)を想像していたのだが、「こんにちは!」の明るい声で迎えてくれたのは、まだうら若い笑顔のステキな女性。オーナーの山田ゆかりさんだ。
清水町の閑静な住宅街にお店を構える「CAKRA」さんは、マクロビオテックの料理法をベースに、ベジタリアン料理を出すお店。地元のみならず、伊豆や三島、静岡辺りからも常連さんがやってくるという。

マクロビオテックって、IMADOKIでも何度か登場しているし、最近よく耳にする言葉だが、ゆかりさんがその調理法に出会ったのは、もう7年も前のこと。
当時勤めていた会社を退職し、次は食べ物に関わる仕事をしたいと考えていたときに、ふと目にとまった料理教室の案内が、マクロビの教室だった。10代の頃から玄米を食べていたので、マクロビの考え方も自然に受け入れ、料理教室を卒業した後も先生のアシスタントとして働き、その後も各種のイベント等で料理を担当したりして経験を積んだ。

「CAKRA」のオープンは1年10ヶ月前。
健康のこと、食事の大切さ、環境のこと・・・自分にできることは何かと考え、お店を開くことで、そこから発信していこうと思ったのだそう。

メニューは植物性のものしか使用していないので、肉も魚はもちろん、バターや牛乳も使っていない。油も揚げ物などを出すときには使用しているが、できるだけ使わないようにしているというから、さぞやアッサリとしたものなのだろうと思っていたが、これが予想を裏切るボリューム。
ランチタイムに人気のおひるごはんSETは、週替りでメインのおかずと小鉢が変わるそうだが、この日のメインは秋野菜のグラタン。じゃがいもやさつまいもかぼちゃなど、ほっくほくの秋野菜がたっぷり、ペンネとホワイトソースの下に隠れている。もちろんグラタンの必需品、ホワイトソースにも牛乳は使われていない。豆乳を代用しているのかな?と思ったら、豆乳でもないという。ゆかりさんが大きな目を輝かせながら、「なんだと思います?」
想像もつかなかったが、答えは玄米なんだそう。
少し褐色がかったソースは、とろり感もちゃんとあって、コクもある。いつも食べているホワイトソースと較べても全然そん色なく、かえって乳臭くないのがうれしいくらいだ。

またソースとからむ秋野菜の美味しいこと!
大きめに切られたじゃがいもやかぼちゃは驚くほど甘く、土の恵みの力強さをそのままいただけるって感じ。素材を活かすようなシンプルな味付けなのも、もちろん計算づくなのだろう。
セットの玄米ごはんがまた美味しい。CAKRAで玄米を食べて、その美味しさに目覚めたという人も多いというがなるほど。玄米ってボソボソぽそぽそしているというイメージだが、柔らかく炊き上げている。噛めば噛むほどに滋味というか旨みが出てくるので、ごはんだけでもいくらでも食べられてしまいそうだ。
この玄米もそうだが、生春巻きに使用されているテンペや、味噌や醤油、塩などの調味料も、お店を開く前から、ゆかりさんが使用していたものなのだそう。消費者としての厳しい視線で食べたいと思っていたものを、提供しているからこその美味しさだ。

「それが野菜でも、塩でも、醤油でも良いんですけどね。うちで食べたものを美味しいと思っていただけて、使ってみようかなとか、どんなものかなって興味を持っていただけたら、それが嬉しいんです。マクロビとかベジタリアンとか難しく考えなくても良いと思うんですよ。難しく考えちゃったら、体にもココロにも良くない。美味しく食べられることが一番大切だと思いませんか?」
ゆかりさん自身は、自然に肉も魚もだんだん食べなくなったそうだが、お客さんや周りの人に強制するつもりは全くないという、彼女の自然体がお店の居心地よさにも通じているのだと思う。

カウンターには、お店の常連さん「saku:」さんとのコラボ製品が並んでいるコーナーも。エコバッグやアクリルたわしなど、身近なところから環境を考えられるものが多い。
「料理だけじゃなく、こうしたグッズからも、少しでも環境のことを考えていただけるきっかけになればと思っています。」
CAKRAをきっかけに、食のこと、環境のことを考える“はじめの一歩”にして欲しいというゆかりさんの思いがあふれている。

先日、仕事中に脚を怪我して3週間お店を休んでしまったというゆかりさん。
「休んでいる間は、今日は常連の△△さんが来てくれる日だったのに、とか、毎日考えていました。お客さんに会いたくて、会いたくて!ここが私の居場所なんだって、本当に気づかされましたね。」
そんなゆかりさんの言葉に、私は感動してしまった。いいなぁ、こんなお店の常連になりたいなって。

ご両親が名づけてくれたゆかりという名前も、人と人との縁を大切にとの思いがこめられているそうだが、お店の名前CAKRAも、インドの古い言葉、サンスクリット語で「輪」という意味があるのだそう。
お客さんとゆかりさん、食、健康、環境…いくつもの輪がCAKRAで重なって、相乗効果で良いエネルギーを発信しているかのよう。
美味しい料理をいただきながらゆかりさんとお話をさせていただいていると、妙に気持ちが和んでリラックスしている自分がいる。で、ふと思った。「輪」は「和」にも通じるのだと。

キッシュとそのほかのお料理
ボリュームたっぷりなのに、たくさん食べても全然胃にもたれないCAKRAのメニュー。
カラダにするすると取り込まれていく気がする。
おしゃれな器や盛り付けにもゆかりさんのセンスが光る。

「チャクラ」店内
店内は木のぬくもりを感じる優しい雰囲気。カウンター席に座り、ゆかりさんとの会話を楽しむ1人のお客さんも多い。
掘りごたつのお座敷は、子連れ客にも人気。「お子さん連れも大歓迎です」とゆかりさん。
おひるごはんSET
おひるごはんSET 1,150円
メインのおかずに、小鉢が2品、玄米ごはんにお味噌汁、サラダが付く。メインは週替わり。この日は秋野菜のグラタン。ボリュームたっぷり!
ランチには、サービスで三年番茶がつく。
小鉢、玄米ごはん
小鉢は食感も、味付けも全く違うものなのがウレシイ。柔らかめに炊いた玄米の美味しさにも注目!おかずなしでも食べられちゃう。

キッシュ キッシュ 500円
(土曜のランチセット980円)
夜は単品で、土曜のランチはセットメニューにもなる。ひよこ豆をペーストにしたものに玄米、クルミ、アーモンド、人参、たまねぎが入り、カレー味で仕上げてある。サクサクのパイ生地も美味しい!
テンペの生春巻き
テンペの生春巻き 750円
(夜のメニューより)
テンペがまるで鶏肉のよう。今まで食べたテンペとは全然違って臭みもない。生野菜もシャッキシャキで美味しい。
ビビンバ
ビビンバ 1,100円
(ミニサラダ付)
切り干し大根、ゴーヤ、芋がらなど季節の食材をゴマ油で風味づけしたビビンバが玄米ごはんの上に。お肉なしでこんなにボリュームが出せて、さらに美味しいとは!!
ナチュラルecoたわし
ナチュラルecoたわし 100円
抗菌・防臭加工のアクリル糸を使用。
洗剤なしで油汚れなどもピカピカに。
手にも環境にも優しいたわしなんだそう。

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JA大井川ファーマーズマーケット まんさいかん
「まんさいかん」外観
住所: 藤枝市青木3-16-27
電話: 054-644-3901
営業時間: 9:00〜18:00
定休日: 第2火曜日、年始
http://www.ja-shizuoka.or.jp/ooigawa/

我が家の食卓にも、季節の新鮮野菜をたっぷりと!!

その日に採れた新鮮な野菜やくだものが手に入る場所として、各地域で親しまれ続けている農畜産物直売所。最近ではファーマーズマーケットなどと呼ばれ、生産者の顔の見える流通、地産地消を担う場として、さらに注目が集まっているようだ。

豊かな風土を生かして、野菜や果物などいろんな作物が収穫される静岡には、どんな人気のファーマーズマーケットがあるのだろうか。
旬の野菜や果実など、静岡のおいしいものの情報を紹介しているわが静岡第一テレビの番組「ぐるっと静岡食紀行」、「しずおか歩記」の担当ディレクターに、県内でおすすめのファーマーズマーケットを尋ねてみた。いくつかあがった候補の中のひとつが、今回ご紹介するJA大井川ファーマーズマーケット「まんさいかん」だ。

県下でもトップクラスの規模を誇る「まんさいかん」は、藤枝駅と国道1号のほぼ中間、アクセスの良い立地にある。広い駐車スペースも好都合で、近郊からも足を伸ばすお客さんも多いそうだ。

その「まんさいかん」を初めて訪れてみて、まずその規模に驚いた。とにかく敷地も店舗も広い!それに来月でオープン1周年を迎える施設は、新しくて清潔感があふれる。
こちらでは、JA大井川管内の農家で生産された、新鮮で安全な農畜産物や加工品などが販売されている。

「まんさいかん」がいちばん活気あふれてにぎわうのは、午前中から昼過ぎにかけて。朝早くから出荷者によって持ち込まれる新鮮な農産物。それらを求めて客足は途絶えることがない。開店中も出荷者の入荷は続けられ、品物の補充は絶え間なく行われる。
「まんさいかん」におじゃましたのは、ようやくその慌しさが落ち着いてきた午後のこと。だが店内を見回すと、まだまだ品揃えは充実しているようだ。店長の矢澤一康さんによると、それでも午前中の盛況時から比べると少ないのだそうだが、夕方の買い物にも十分な品揃えだ。

出荷者は、農業生産を本業としている農家から、家族で食べる分ぐらいの農作物を作る小規模農家まで様々。基本的には、出荷者が自由に価格を決められるのがメリットのファーマーズマーケットだが、もちろん販売に偏りがないように、市場や品質に見合った価格設定の指導をしているとのこと。
品物には全て、生産者の名前が表示されたバーコードシールが貼られ管理されている。このシール、流通の管理面での利便性はもちろんのことだが、生産者がわかるということは、消費者としても安心だ。「この前食べた○○さんちの野菜が美味しかったから、また買ってみよう」などと、購入の目安にもなる。
それに生産者側にとっても、良い農作物を生産して、いかに売れるように工夫するかなどの意欲向上につながるのだという。

消費者側の立場として、気になるポイントのひとつは価格だろう。普段食材の買い物といえば、仕事帰りに遅い時間まで開いているスーパーがほとんどの私にとっては、「まんさいかん」の商品は「安い!」と感じた。それに目に見て歴然と感じるほど新鮮で、野菜が皆生き生きしている。
「スーパーの特売品と比べたら、ここは『高い』でしょうね。(笑)そんな声も聞かれますが、生産者の顔がわかる安全で新鮮な商品は、やはり多くのお客様に喜ばれています。買いやすい量や価格、その他の要望など、できるだけお客様の声も反映させて取り組んでいます。お客様に教えていただきながら、ようやくこの『まんさいかん』が『形』になってきたところでしょう。」と矢澤店長。

『食の安全・安心』についても取り組んでいる「まんさいかん」だが、出荷会員の中には、お茶やお米、トマト、チンゲンサイ、梨、みかんなど、エコファーマー(“土づくり・減化学肥料・減化学農薬”を実践し、認定を受けた農業者のこと)に認定されている農業者もいるという。それらの農産物に付いているエコファーマーのロゴマークによって、安全性もお墨付きだということがわかる。

この志田地区ではお米の生産が盛んだというが、「まんさいかん」では玄米を量り売りし、その場で精米処理をしてくれるサービス(無料)がある。新米が出回るこの時期、ますます新鮮で美味しいお米が手に入るというわけだ。
それからトマトも、施設園芸が盛んに行われてきたこの土地では豊富に生産されている。これからの時期はトマトの出荷が盛んになるとのこと。特に最近フルーツのような甘いトマトが、人気を集めているのだそう。

そんな季節の味を求めて、ぜひ「まんさいかん」へ足を伸ばしてみてはいかがだろう。新鮮野菜はそれだけで“ごちそう”になるはず!

「まんさいかん」の野菜

手作りおかず
IMADOKIスタッフお手製、「まんさいかん」の野菜をたっぷり使ったおかず。(写真左)
調理した彼女いわく、
「野菜を切っただけで、そのみずみずしさからどれだけ新鮮かがわかる!」とのこと。
秋の味覚をたっぷり召し上がれ!!

「まんさいかん」店内
広くて品揃えも豊富な店内。
野菜や果物だけでなく、こだわりの牛肉を
始めとした畜産物や、加工品にも注目!
「まんさいかん」の野菜
店内には所狭しと旬の新鮮野菜が並ぶ。
玄米の量り売り
精米は、3分付き、5分付き、7分付き
などという希望にも応じてくれるのだそう。
レシピのたて看板
レシピのたて看板が調理の目安に。
これで料理のレパートリーも増えそうだ。
評判の加工品やお惣菜
(写真下)JA大井川の加工グループ
「菜の花」による、おでんや煮豆、
ポテトサラダなど数十種類の加工品は、
手作りのやさしい味が評判。

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本文中の値段はすべて税込み価格です。営業時間・価格など詳細はお店までお問い合わせください。
この情報は静岡第一テレビ情報サイト " IMADOKI " 2006年10月現在のものです。

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