
“緑茶が飲みたくなる「お茶請け」に”
というコンセプトがピッタリ!
ひと口食べると、日本茶が飲みたくなる
不思議な味わい。

クリスピーの代わりに玄米が。
ザクザクっとした歯ざわりの楽しさ、
おせんべいを食べているかのような塩気が
美味しい。不思議なくらい後をひく。

手前の濃い緑色のものが生茶葉のペースト。
そのままなめると苦味はあるが、
お茶の香りが口の中に広がる。

生茶葉のペーストは油との相性が抜群。
ガーリックバターと混ぜれば緑鮮やかな
グリーンバターに!マヨネーズと混ぜて
緑茶マヨネーズにしてもあう。
ほんのり苦味がきいて、油があっさりする
効果もある。お菓子だけでなく、イタリアンや
フレンチのレストランなどにも提案していく予定。
(料理写真提供:金沢木綿さん)

岩崎社長(後ろ右)と晶子夫人(手前右)
従業員の皆さんも和気あいあい。
とってもアットホームな雰囲気 |
まだまだ進化中!?お茶が飲みたくなる不思議なチョコレート!!
「うちだけが儲かれば良いってモノにはしたくないんです。」
取材に伺うと、開口一番こんなお言葉が。
「ペットボトルのお茶は売れているけど、急須を使ってお茶を淹れて飲む人は確実に少なくなっている。それって、小売店にも生産者にも良いことじゃないんですよね。もっとたくさんの人に日本茶を飲んでもらいたい、お茶屋さんに足を運んでもらいたいんです。」
お茶問屋の社長のそんな思いから生まれたのがこの「生茶葉ショコラ」。
まずはいただいてみる。
「う〜ん、美味しいけど思ったよりお茶の味がしないんだ・・・」というのが正直な感想。
静岡生まれの静岡育ち、小さい頃からお茶ばっかり飲んで育った私は、かなり濃いお茶じゃないと満足できない。だから、生茶葉と聞いてもっと濃厚なお茶の味を期待したのだが・・・
あれれ、不思議!
チョコに混ざっているやや大き目の玄米をザクザクとかんでいるうちに、日本茶が飲みたくなってくる!クリスピー代わりに入っている玄米がほんのり塩味だから、まるで、おせんべいのように香ばしい。
もうひと口、もうひとかけらと後をひきつつ、日本茶をごくり。
このチョコレート、コーヒーでも紅茶でもない・・・日本茶にすごくあう!
「そうなんですよ!お茶味のチョコレートを作ることが目的じゃなかったんです。これを食べると日本茶が飲みたくなるねっていう“お茶請け”にしたかったんです。だから販売もケーキ屋さんとかお菓子屋さんではなくて、日本茶の専門店に置いてもらって、チョコを買いに来た人が、お茶も買ってみようと思ってくれたらいいなと思ってます。
このチョコには、こんなお茶があいますよって、お店の人とも会話が弾むきっかけになったらいいなぁって思うんですよ。」
今はお茶風味のチョコレートって珍しいものではない。
でも、大抵の商品は、抹茶や煎茶の粉末が使用されているのだそう。
しかし、何度か火を通して作られる緑茶の粉末と違い、このチョコは、その名の通り摘んだばかりの「生茶葉」をペーストにしたものを使用しているので、茶畑の新芽をそのまま食べているようなもの。新芽の香りや味がそのまま楽しめるのだ。
洋菓子店で働いていた経験をもとに「日本茶にあうお菓子を作りたかった」という女性日本茶インストラクターの金沢木綿(ゆう)さんが、この生茶葉ペーストを使って何か商品化できないかと、発案。藤枝にお店を構えるパティシエの山田辰巳さんに相談し、さらにお茶の専門家である岩崎泰久さんの3人がタッグを組んだ結果、この生茶葉ショコラが生まれたんだそう。
まだまだ封建的な男社会だというお茶業界で、女性ならではの視線で精力的に活躍している金沢さんと、あるイベントを通じて知り合って以来、いつか一緒に仕事をしたいと思っていた岩崎さん。
その夢が「生茶葉ショコラ」で実現した。
でも、これはまだはじまりに過ぎないという。
この生茶葉ペーストを使って、お茶どころ静岡らしいお料理やお菓子が作れないかと、現在イタリア料理店やケーキ屋さん、パン屋さんなどにも働きかけているのだそう。
生茶葉ショコラにしても然り。まだまだ進化の途中なんだそう。
「今年の11月に本格販売を目指しているんで、今はまだ先行販売。お客さんの意見、ニーズを聞いてもっともっと進化させるつもりです。」
という岩崎さん。
「生茶葉ショコラ」は構想の第一弾。
奥さんの晶子さんが命名した“チョコっとお茶のもっ。”というシリーズ名にふさわしいお茶請けチョコや、お茶が飲みたくなる商品をこれからも続々と登場させる予定だというから、今後がますます楽しみ。
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