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「地中海の青宝石」と呼ばれた都市国家

カルタゴ写真1

はるか2800年の昔、北アフリカの地に“地中海の青い宝石”と呼ばれた都市国家があったことをご存知でしょうか。
その都市国家とは、カルタゴ。
その名は、フェニキア語で“新しい町”の意味を持つ“カルト・ハダシュト”に由来します。
紀元前9世紀の終わり、海洋民族フェニキア人が現在の北アフリカ、チュニジアの地に建国した都市国家カルタゴは、優れた航海術や巧みな交易により、東西地中海を結ぶ貿易中継地として栄華を極めます。
しかし、その繁栄は当時の新興国ローマとの軋轢を生み、名将ハンニバルも登場した3度にわたるポエニ戦争の果て、ついに悲劇的な結末を迎えるのです。
しかし、一度はローマにより滅ぼされたカルタゴですが、100年の時を経てローマ帝国の植民都市として甦り、「北アフリカのローマ」として再び歴史に登場します。
ローマ、アレクサンドリアにつぐ第三の都市として発展した新生カルタゴでは、独自の伝統にローマの美術が融合し、モザイクをはじめとする華麗な文化・芸術が花開くこととなるのです。

現在、チュニジアにはこうしたカルタゴの遺跡などが世界遺産として登録され、そのドラマティックな歴史や文化が、欧米を中心に多くの人々の関心を呼び、注目を集めています。

4月17日(土)から浜松市美術館で開催されている「古代カルタゴとローマ展」。
公開されているのは、世界一のモザイクコレクションを誇るチュニジア国立博物館群などの名品160点余。
そこでは、“地中海の青い宝石”と呼ばれたカルタゴが数千年の時を超え、私たちを待っています。
カルタゴ遺跡からの出土品や、ローマとカルタゴの伝統が融合してその芸術性をさらに高めた“石の絵画”=モザイクコレクションを通して、古代に繰り広げられた地中海世界の壮大なドラマの一幕に私たちをいざなってくれる ことでしょう。

カルタゴ写真2

地中海の女王

有翼女性神官の石棺

紀元前9世紀、フェニキアの王女により、地中海に面した北アフリカの地 に建国されたといわれるカルタゴ。 その都市景観の美しさ、栄華を極めた繁栄ぶりは「地中海の女王」、 「地中海の青い宝石」と称されました。 展覧会の前半では、地中海交易で繁栄したカルタゴらしく、各地の文明が 融合した数々の出土品を見ることができます。 名将ハンニバルの兵が使ったと思われる青銅の鎧など、建国から滅亡まで のカルタゴが歩んだ軌跡に思いを馳せることができるでしょう。

ネックレスと特別出品の鎧

ローマに生きる

その繁栄ぶりを脅威と感じたローマ帝国により、紀元前146年、カルタゴは徹底的に破壊されます。
しかし、100年の時を経てローマ帝国の植民都市として奇跡的な復興を遂げ、全盛期のローマ帝国で「北アフリカのローマ」として、再び円熟期を迎えるのです。
後半の展示ではローマの美術とカルタゴの伝統が融合した作品を見ることができます。
ローマ建築の床や壁を華麗に飾った“石の絵画”モザイクはその象徴。
テッセラと呼ばれる細かく砕いた色とりどりの石を埋め込んだモザイクは、当時の富豪たちの邸宅の床や壁を彩り、その緻密な作り込みにより見事な芸術作品となっています。
中でも海外では初めての公開となる「地中海の島々と都市」は縦横およそ5メートルもの大作。
ダイナミックでありながら緻密、そして優美なその芸術性の高さを、心ゆくまで堪能してください。

バラのつぼみを撒く女性(一部)の解説

バラのつぼみを撒く女性(一部)

カルタゴ文化の結晶ともいえる“モザイク“は、アフリカ、イスラム、ローマをはじめとするヨーロッパ…様々な文化の影響を複雑に受けて育ったチュニジアの歴史や文化そのものを象徴しているといっても良いかもしれません。
フェニキア人、カルタゴ、ポエニ戦争、英雄ハンニバル…
“そういえば世界史の教科書に載っていたなぁ”程度の知識しかなかったけれど、そのエキゾチックな魅力にふれて、いつか行ってみたい国として、記憶の中に刻まれました。
およそ30年ぶりの日本公開、そして、実にその9割以上が日本初公開となる素晴らしい遺産の数々。
風薫る5月。ぜひ浜松へ足を運び、アナタも“地中海の青き宝石”カルタゴの風を感じてください。

浜松市美術館

チュニジア世界遺産古代カルタゴとローマ展の詳細情報

カルタゴ展を動画で観よう!!

>浜松市美術館の詳細はコチラ

カルタゴ展コラボメニューが登場!

カルタゴ展コラボメニュー

その国の文化を知るには、その国の食べ物をいただくのが一番!(これって食いしん坊な人間の発想でしょうか、笑)でも、どんな食材を、どのような調理法や味付けで食べているかが分かれば、その国の風土や豊かさ、宗教感等までも感じることができるもの。
古代都市カルタゴがあったチュニジアではどんなものが食べられているのでしょうか。みなさんも興味ありますよね!?
ウレシイことに展覧会の期間中、会場近くのホテルで、今回のカルタゴ展をテーマにしたお料理が饗されます。

かつて、地中海の青い宝石と謳われたカルタゴにちなみ、ブッフェメニューの中に、チュニジアを含む地中海沿岸の国々を意識したものが登場!!
チュニジアでは主食として食べられているクスクスや、ギリシャやトルコ、エジプトなど地中海東部一帯で食べられているムサカ(ナスのグラタン)、かつてカルタゴと地中海の覇権を争ったローマの食を代表するパスタなど地中海料理を中心としたスペシャルメニューを堪能できます。
カルタゴ展を見て、その芸術に触れた後には、その余韻に浸りながら、食文化にも触れて旅気分を一層高めるのもおススメですよ。

ホテルコンコルド浜松

プレゼント

せっかくだから浜松グルメも堪能しましょう!!

4月29日(木)発行のフリーペーパー『womo』

4月29日(木)発行のフリーペーパー『womo』でも、カルタゴ展とIMADOKIを紹介してもらいました!!
そこで、今回は…初の『womo』さんとのコラボ企画でございます♪
浜松といえば、うなぎや浜松餃子など美味しいものの宝庫。
せっかく浜松まで足をのばしたのだから、ここはお腹がはちきれるほど(!?)地元グルメを堪能して帰りたい!

地元の美味しいお店をよ~くご存じの『womo浜松版』編集部スタッフ村井さん、木村さんにオススメのお店を教えてもらいました。
もちろん、うなぎと餃子だけじゃありません!
女の子が大好きなスイーツの情報もちゃ~んとおさえてありますよ~。

村井さんと木村さん

浜松の代表的な食べ物といって、真っ先に頭に浮かぶのは、やっぱり鰻でしょ!?
県内いろんな場所に名店がありますが、中でも浜松はやっぱり評判店がひしめく激戦区と言えるでしょう。
地元のお店をよくご存じの『womo』スタッフさんのオススメの1軒は、コチラ!
浜松駅からも近いので、アクセスもとっても便利です。

「まずは白焼きを食べてみてください。」
ご主人・渥美悟さんにすすめられる。
オススメの食べ方は、添えられている薬味(刻んだ白ネギ、山葵、生姜、蓼)を半分ずつお醤油に入れ、よく混ぜたものを白焼きにつけて、というのでその通りに。口に含んで驚いた。
臭みが全くないその身は、表面がパリッと、中はふわっと、それでいて口の中で弾むような歯ごたえ。
鰻自体は、決して太っていないのに、しっかりと脂がのっている。
その脂が全くしつこく感じないのは、鰻そのものの良さに加え、4種の薬味の程よい塩梅のおかげでもあるのだろうか。
生きたままの鰻を調理するからこそ、そして鰻を知り尽くしているからこその、この美味しさ。
鰻が上品な旨みのある味わい深い白身魚であることに、今更ながらに気づかされた。
百余年という創業以来の秘伝のたれでいただく蒲焼きも、ぜひ食べてほしい。
静岡県人好みの甘めのたれが惜しげもなくたっぷり、鰻にもご飯にも絡まっている。
ガツンとインパクトのある甘さでありながら、食べた後に、口の中に嫌な甘さが残らない。
最初に口に含んだときには薄いと思うほど、控えめな味ながらも優しい出汁の味わいが、後からじわじわと浸みてくる肝吸い、歯応えの良さとさわやかな後口が箸休めとして絶妙なお新香…どれ一つとっても、全く手を抜いていない丁寧な仕事ぶりが伝わってくる。
主役の鰻だけでなく、それを支える吸い物やお新香、山椒などの薬味、全体のバランスがまた実に良い。
食べている間は、インパクトのある存在感を口の中に残しながら、食べ終わった後には余韻だけが口中に残り、心には満足感と幸せな気持ちが残る。この鰻を、誰かに食べさせてあげたい!そう思える味に出会った。
「お客様には安心、安全なものを食べていただきたい、それが一番の思いです。」老舗の誇りと自信、そして支えてくれているお客様への愛情…ご主人のこの言葉に、あつみの全てが込められている。

うなぎ料理あつみ

うなぎ料理あつみ

住所:浜松市中区千歳町70
TEL:053-455-1460
営業時間:11:30~13:40、
17:15~19:30(売切れ次第終了)
定休日:水曜(月1回連休あり)
>詳しくはコチラ!

白焼き


最近のご当地グルメブームで一気に注目を浴びたのが、浜松餃子!最近ではうなぎに負けず劣らずの人気ぶり。
実は、地元・浜松っ子たちは「自分たちの食べている餃子が特別なもの」と思っていない人が多いんです。
食べなれた家のごはんのように、その家それぞれになじみの味があるとも言えるのかも。
そんな浜松餃子で、地元の方にも、観光客にも人気のお店がコチラ!

昭和37年創業の「むつぎく」は、浜松餃子の老舗といわれるお店の一つ。
フライパンに丸くドーナツ状に並べて焼き上げ、真ん中に茹でたもやしが添えられるスタイルは、これぞ、浜松餃子の原点という姿。
ひと口に浜松餃子と言っても、お店によって意外に特色があるのだが、この茹でもやしと、餃子の餡にたっぷりのキャベツを使うことが特徴のひとつ。
中でも「むつぎく」の餃子は、野菜と肉が9対1というから、数多い浜松餃子の中でもかなりヘルシーな印象だ。
グルリと美しく並んだ焼き目も美しい餃子…熱々をハフハフ言いながらいただく。
薄めの皮の表面はカリッと香ばしく、野菜がたっぷりの中身はとてもジューシーで、食べ口が軽い。
特に、今の季節は春キャベツ独特の甘味があり、程よく効いたニンニクの香りも食欲をそそる。
ので、もうひとつ、もうひとつと食べ進め、気づけば10個以上ペロリなんて当たり前の光景だ。食べ口はあっさりしているのに、満足感は十分。
ニンニクと挽き肉が目立たないようで、ちゃんと活きているからだろうか。
「最近は、ご当地グルメブームの影響で遠くからもお客さまが来てくれるのね。でも1日に作れる数には限りがある。完売するとどうしてもお客さんをお断りしなくちゃならないのが申し訳ないの。でも、近所の人でも常連さでも、もちろん親戚だろうとみんな並んでいただくの。お客さんはみんな平等だから。」と、おかみさんの近藤昌子さん。
創業当時から三代にわたって通ってくれているお客さんの話など、たくさんの常連さんとの心温まるエピソードを聞かせていただいた。
こんなに大事に思っている古くからのお客さんでさえ、えこひいきはしない。
それもまた、お客さんを大事に思う心から。
創業以来変わらぬ味、変わらない「むつぎく」の思いだ。

むつぎく

住所:浜松市中区千歳町54-1
TEL:053-455-1700
営業時間:12:00~14:00、17:00~21:30
日曜、祝日は~20:30 ※または餃子完売まで
定休日:月曜、不定休
>詳しくはコチラ!

浜松餃子


これぞ、浜松グルメ!ではないかもしれませんが、やっぱりグルメにスイーツ系は外せません!
お茶どころ静岡では、街を渡る風の中に香ばしいお茶の香りが混ざり始めるこの季節。
美味しいお茶と極上のスイーツを味わえる素敵なお店を美術館からもほど近い場所で発見!!
ドリンクのテイクアウトメニューも充実しているので、飲み物を買って美術館まで歩きながらいただくのもオススメ!

浜松の「巌邑堂」といえば創業明治初年という歴史ある和菓子店。
秋、こちらの栗蒸し羊羹を求めて遠方からも足を運ぶファンは多い。
その老舗店がカフェ「wagashi&cafe邑」をオープンさせたのは2年前の秋のこと。
いつか行ってみたい!そう願っていたお店にようやくお邪魔できた。
柳通り側からお店を目指すと、石畳の路地風のお店へのアプローチがまず良い。
落ち着いた雰囲気の照明に、居心地のよさそうな空間。
これは期待できそうと思わせる。
オープン以来、抹茶パフェと並んで変わらぬ人気というクリームあんみつをいただく。
深さのある陶器の器に彩りよく盛り付けられたフルーツ、大きなバニラアイスに白玉、ほっこりと炊かれた黒豆が珍しい。
和菓子店ならではの自慢のあんこが、実に美味しい。
しっとりと、こっくりと、上品な、それでいて十分な甘さが、フルーツやアイスにも負けていない。
たっぷりの寒天もこだわりの品。
外国産の粉末寒天ではなく、国産の糸寒天。香りも歯ごたえも違う。
変なクセがないので、あんこやアイスの美味しさをひきたててくれる。
そしてその下には、さっぱりとした甘さの水羊羹。
ありそうでなさそうな、和菓子店ならではのクリームあんみつだ。
スイーツやドリンクのレベルの高さはもちろんのこと、居心地の良い空間や接客、器や盛り付けのセンスのよさ…。
カフェの満足度には、あらゆる要素が関係してくるもの。
「wagashi&cafe邑」は、間違いなく極上のひと時が過ごせる1軒だ。
この素敵な空間の仕掛け人は、五代目ご主人、内田弘守さん。
老舗ののれんに甘んじることなく新しい試みに次々に挑戦している。
「和菓子は季節を表現しているものなので、そこは大事に。季節メニューにも力を入れています。」伝統ある和菓子の世界に新風を吹き込みながらも、守るべき基本はしっかり守っている。
この記事がアップされる頃にはもう桜が終わり、新緑の季節。
お茶を使ったスイーツが登場。
できれば何度も足を運んで、季節をいただくという日本人ならではの特権を味わいたい。

wagashi&cafe 邑

wagashi&cafe 邑

住所:浜松市中区伝馬町60マルモビル1階
TEL:053-452-8132
営業時間:11:00~21:00
(ラストオーダー20:30)
定休日:水曜日
>詳しくはコチラ!

クリームあんみつ


contentimg

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